明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



今まで写る部分しか作らなかった一休和尚、展示を考えたおかげで思ったより時間がかかった。面倒かけさせられた分、タダでは済まさない、とばかりに、何処からでも撮れるのだから、バストアップや、横からとか撮っておこうと考えている。バリエーションを増やすため、笠は固定せず、手に持たせたり背中に背負わせたり試したい。本来展示だけを考えていた竹竿にシャレコウベも、今作っている雲水姿の方が似合うので撮っておきたいし、撮影用の朱塗りの大太刀は、構図を考え、腰に差すのではなく、当初の予定通り手に持たせることにした。瓢箪や笠、竹竿や大太刀など要素が多く、しかも大きさを変えて作り直したりしたので、二転三転してようやく。明日には草鞋を履かせたい。 ゴジラを観に行きたいのだが、なかなか出かけられない。最近の怪獣は大き過ぎで怖さが自然災害の怖さである。現代兵器に合わせて巨大化したのだろうが、大魔神やサンダ対ガイラの怖さがない。時代を過去に設定するしかない、と思っていたし三丁目の夕日のゴジラが良かったので期待しているのだが。たまには気分転換も、といわれるが、そもそも転換などしたくないのである。



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