経済の先行き不安に伴い、株価下落は承知のものであるが、それが世界の経済成長を支える中国経済の鈍化となると大変動のショッキングなものとなり、その反発もあり、今週は、まさにその現象が発生。本日は、日経平均も19000円の回復基調にある。資本経済ではごく当たり前のことながら、資産を運用することで生活することへの嫌悪感はいまだに拭い去れない。景気上昇の企業に資金を投入、その企業の利益で報酬を得て、その循環で世の中の経済は発展。しかし、その落とし穴は多々ある。汗水たらさずに、マネーゲームとなる可能性、予期できない意外なことの発生、そのようなことからの博打のように思えてならない。デフレ脱却に、まずは、株価上昇を歓迎する政府と金持ち族、最も重要なことは、家庭内の収支状況の良化であることを、今一度、思い起こしてほしいものである。大半の家庭は、そうはならずである。