芸能人の闇営業に関する問題で日本中が大騒ぎになっている。偽りの報告、パワハラ、報道関連の怖さ、等々、現代における幾つかの課題が浮き彫りになってくる。企業倫理や社会的責任が浮かんでくるが、要は、常識や倫理道徳欠如社会がもたらした一現象ともいえる。規範・ルールに外れても、特異な存在として、価値を認め合う、なんでも、受けが良ければOKのポピュリズム社会が蔓延してきている。頭をたたく漫才を見た子供たちは、頭をたたくことは悪いことではないと思い、高い評価を受けた映画のきわどいシーンをTVで子供も含めた家族で観ることは、避けなければと思ってしまう。大きな企業のトップが涙したかと思えば、予想できない冗談発言、しどろもどろの長時間会見のさまは、企業の儲けに走り、社会的な責任を考えてないそのものであった。今一度、大反省して、経営トップ層から社員一同、勉強し直してほしい。