我々が見るもので分類すると、遠くは、遠景、近くは、近景。社会一般に照らし合わせると、世界や国家は、遠景。家族や友達は、近景。その中間にあたるものが中景という。この中景が気になって1か月たつ。社会では、地域、コミュニティ、会社、大学、寺社、組合などとのこと。現代人は、日ごろ接点があってしかりのこの中景とのかかわり具合に個人差ができ、社会的な価値観や問題についても、おのずと、考え方や行動に格差が生じてきている。それをダイバーシティ時代だと生き方の自由を主張をする人々が増えている。なんか自分勝手族がますます増えてしまい、世の中何でもありの時代が到来し、社会混沌状態に突入するのではないのだろうかと危惧してしまう。神棚と仏壇に手を合わす日々を送っても、お寺や神社へのお参りは、機会がある時しかしなくなった、自分もその一人で、知らず知らずに毒されて生きているのではないかと思うのである。