役所関連部署に行くと、机や棚に、どっさりと書類や資料が置かれ、その高さで仕事ぶりを競っているような滑稽な場面を今でも見受ける。間接部門の合理化・効率化は、官民問わず、基本部分で共通的なものが多々ある。必要最小限の書類作成、印刷、配布、会議減、等々で、全員が実施することで、成果が出てきて、仕事の仕方改革・働き方改革につながっていくのである。20年前に、間接部門の合理化・効率化の全社推進プロジェクトを図ったことがある。まずは、身の回りの整理整頓ということで、お金や時間をかけずに、机の上の書類をなくす、余分な書類を作成をせず、印刷物も減らす、会議を減らし、とそれなりに成果がみられたのは、その強い味方になってくれ、発声してくれた経営トップの力である。トップがその気にならなければ、全社一斉にはならなかった。市のほうも今年度の事業がすでに、決まり動いているが、最も重要な仕事の仕方の変革を目指し、身の回りの整理整頓から取り組んではと思い、市長のリーダーシップに期待したい。こう言うことによって、行政・職員における意識改革を狙いたい。休みも、公務で走り回る市政が続かないように、努力すべきである。