英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

周りが見える状態

2014年02月09日 | TOEIC・英検など
ソチオリンピックが始まりましたが、現地入りした日本選手団へのインタービューで、上村愛子選手と浅田真央選手が同じことを言っていたのが気に留まりました。二人の話をまとめると、「今回のオリンピックは周りが良く見えていますので、『これがオリンピックか~』と浮かれることがありません」といった内容です。

今回のオリンピックにおける二人の結果は、当然のようにまだ分かりません。しかし、変に緊張したり高揚するのではなく、冷静に周りが見えている状態は、パフォーマンスに最高の影響を与えてくれると思います。

話はTOEICになりますが、私はリスニングで4回、リーディングで3回満点を取っていますが、なぜ990点満点を取れないのか、換言すれば、990点のために何が足りないのか、ずっと考えてきました。

TOEICを受ける時、私はいつも「今回こそ満点だ」と気負い過ぎて、それが緊張へと変わってしまうことが多々あります。上述した二人のオリンピック選手の言葉を聞いたとき、私は周りが見えていなかったのではないかと気づきました。はっきりと言葉で表すことは難しいですが、自分の中で、何か大きなヒントを得た感じがします。この感覚的なものを自分の腑に落ちるように咀嚼していきたいと思います。
16年前の長野オリンピックの期間中、当時の勤務先がゴールドスポンサーだった関係で、スピードスケート会場・エムウェーブの正面にあったメディア村で仕事をしました。毎日英語を使える環境に刺激を受け、退職・留学の決意をしました。冬季オリンピックが巡ってくるたびに、あの時の思いや光景が鮮明によみがえります。


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夢の実現へ

2014年02月08日 | 指導現場にて
医学部医学科を目指して浪人していた生徒から、「第一志望の国立大学医学部に合格しました!」と連絡がありました。今年から採用された浪人県内推薦枠での合格ですが、センター試験の結果が大きな比重を占めるため、最後まで彼は勉強漬けだったようです。

ずっと抱き続けてきた夢実現への第一歩を踏み出す彼。努力と継続の大切さ、高い志を持ち続ける意義、そして、夢は必ず叶うのだというプラス思考の力を、彼の今回の合格が示してくれた気がします。


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韓流『TOEIC既出問題集』

2014年02月07日 | TOEIC・英検など
遠路はるばる韓国から到着しました。妻曰く「麻薬が届いたよ」(^_^;)。何でしょう、この高揚感は?書名ですが、私はハングルが読めないので翻訳サイトで調べたところ、『TOEIC定期試験既出問題集』と出てきました。本著には、過去に行われた公開テストの過去問1,200問(6回分)が収録されています。問題用紙の持ち帰りが禁止されているTOEICですので、過去問が入手できることに相当の価値と贅沢を感じます。驚くべきはその金額。17,820ウォンですので、購入時の為替相場で1,980円!1回分が330円という最高のコストパフォーマンスです!まあ、配送料・手数料がその倍かかっていますが・・・(苦笑)。

TOEIC関連の問題集は、半年も新しい問題集を買っていなかったので、ウズウズしています。早く解きまくりたいです!

さて、TOEIC先進国・韓国の問題集や参考書を入手する場合、YES24を利用するのが一般的なようです。しかし私の場合、何回やってみても決済のところでエラーが出てしまいフラストレーションが半端なかったので、多少の手数料はかかりますが、「韓国個人輸入代行のグローリー」にお願いしております。このサイトでは、まず見積もりをお願いして、その金額に納得できれば注文という流れです。私は何回か利用していますが、手続きが早くきちんとやってくれるので、とても信頼できるサイトですので、ハングルのHPでストレスを感じたくない方は、是非利用してみてください!


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ヒロ前田先生の思い

2014年02月06日 | TOEIC・英検など
『TOEICテスト900点。それでも英語が話せない人、話せる人』を読了。
フィクションではありますが、登場人物がどのTOEICブロガーの方をモデルにしているか想像しながら読めるので、ノンフィクションのような感覚で、そして、“TOEIC VS 話せる英語力”という従来からある論争にけりをつけようとするヒロ前田先生のアツい思いを感じながら、切実な思いで読み切りました。

TOEICと本物の英語力を手に入れる術が見事に折り合った、最高の英語学習指南書です。ヒロ前田先生がTOEICに捧げられてきた愛を感じることができます。


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unencumbered

2014年02月05日 | TOEIC・英検など
今回の英検1級の問題を分析していて、思いもかけず、素敵な例文に出会えたので紹介します。読解問題の英文中に unencumbered という単語が出てきたのですが、何となく「囲まれていない」=「制約のない」という意味は知っていましたが、改めてロングマンで定義を調べてみました。
unencumbered (adj.)
…not restrected or slowed down by problems, rules etc. [+by]

ex.) Let us move into the future unencumbered by the past.
(過去という制約のない未来へ歩みだそう)

過去を後悔できる勇気をもてるほどに現在を充実させ、未来へつなげる。とにかく毎日コツコツ努力を続けるのみです。


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第187回TOEICの結果

2014年02月04日 | TOEIC・英検など
第187回TOEICの結果が出ました。
受験後の感想で書いたように、当日は体調不良でリスニング中に集中力が途切れたことが原因です。昨年1年間は満点を通したリスニングだけに、今回の結果は悔しくして仕方ありません。しかし、すべては自己責任です。

リーディングは自身3回目の満点でした。パート7におけるHUMMER式が自分のものになった気がします。この結果に油断せず、次回のTOEICに向けて更に型にはめていきたいです。


今回はリスニングとリーディングをきちんと満点でそろえる難しさを改めて痛感させられましたが、テスト後の予想点数感覚と実点数が一致しているので、この感触を忘れずにしたいと思います。

次回は3月。心・技・体・知の4つをきちんと整えて、臨むのみです。


コメント (2)
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節分

2014年02月03日 | 閑話
今日は節分。後厄の私は、朝5時に起床し、近くのお寺で行われる節分会大護摩修行に参加してまいりました。本堂で焚かれる護摩の火を見て、心が奇麗になった気がします。

先ほど、家族みんなで豆まきをして、邪気を追い払いました。明日は立春。いよいよ春ですね!



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『蜜柑』と『檸檬』

2014年02月03日 | 指導現場にて
土曜日は、教材研究に没頭しました。高校入試の国語を12題ほど解き、授業をイメージしながら指導ポイントをまとめていきました。

さて、その中の一題が芥川龍之介『蜜柑』でした。こんな一節が出てきます。
「或得体の知れない朗な心もちが湧き上ってくるのを意識した」「私はこの時始めて、云いようのない疲労と倦怠とを、そうして又不可解な、下等な、退屈な人生を僅に忘れる事が出きたのである」

これを読んだ時、梶井基次郎『檸檬』の冒頭部分を思い出したのは言うまでもありません。なぜなら、私が最も崇拝する短編小説が『檸檬』だからです。
「えたいの知れない不吉な塊が私の心を始終圧えつけていた。焦燥と云おうか、嫌悪と云おうか ― 酒を飲んだあとに宿酔があるように、酒を毎日飲んでいると宿酔に相当した時期がやって来る。それが来たのだ。これはちょっといけなかった」

文学通(a literature connoisseur)で知られる同僚の先生に聞いてもその関連性ははっきりしませんでしたが、確かに共通した言い回しです。『蜜柑』と『檸檬』という柑橘系の題名はもちろんのこと、芥川は1892~1927年、梶井は1901~1932年と生きた年代も重なっていますので、どちらかが、あるいは互いに意識していたのかもしれません。そんなことに想像をめぐらすことができるロマンも、文学を読む楽しみかもしれません。


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2014年02月02日 | 子育て
長男(小4)が国語の授業で、自然にあるものになりきって創った詩を紹介させていただきます。野原の土になりきって創ったそうです。
「ふまれた・・・」  つち ふみお


また ふまれた

これで何回目だろう

いっつもふまれている ぼく

人は気にしていないみたい

でも ぼくがいないと 人はくらしていけない



この詩を読んだ瞬間、背筋がゾクッとしました。親バカではありますが、子どもの感性や大人では言い表せない想いが詰まっている感じがします。“つち ふみお”というペンネームも洒落ています(笑)。創った本人は、「そう?そんなに深い意味は無いよ」と言っていますが・・・。


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英検1級の長文

2014年02月01日 | TOEIC・英検など
先日の日曜日に実施された実用英語技能検定の問題がHP上にアップされたので、1級の問題を解いてみました。

毎回、語彙問題25問を解くだけでしたが、今回は読解問題も解きました。語彙問題はいつもよりも難易度が上がったと思います。読解問題は、自分が合格した2004年以来初めて解きましたが、トピックが教育・科学・宇宙・医療と多岐に及び、読んでいて知的好奇心を駆り立てられました。文章は長いですが、使われている語彙はそんなに難しくなく、選択肢も素直に正答が選べるものが多いと感じました。

ここ2~3年は、大学受験英語以外はTOEICのみだったので、英検1級レベルの長文を速読して、高度な内容の英文を速読する意義が分かった気がします。これは明らかにTOEICにもプラスに働きます。次回のTOEICは3月ですので、しばらくはTOEIC偏重の勉強から離れ、国連英検特A級受験時にやっていた、タイムやエコノミストなどを読みながら語彙力アップを図る勉強法に切り替えます。


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