英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

腓腹筋の痛みが教えてくれたこと

2024年08月31日 | ランニング・筋トレ

2週間ほど前の朝、左腓腹筋が強烈なこむら返りに襲われ、痛さのあまり目が覚め、悶絶しそうでした。

日々14~15kmを走っているので疲労がたまるのは当然ですが、毎夜就寝前に、1時間かけてストレッチや筋膜ローラーなどを行い、ケアを怠っていません。にもかかわらず、この強烈なこむら返り・・・。それから一週間ほどたった今週の月曜日、いつものように走っていると左腓腹筋が張り出し、痛みも出てきたので、6.5kmを走ったところで止めました。前日の日曜日は17.5kmを普通に走れていたので、何か原因があるはずです。

取りあえず、ラン後のアイシングとマッサージを徹底し、ロキソニンを貼って様子を見ることにしました。火曜日は遠くで痛みがしますが走れないほどではなかったので、様子を見ながら7.5kmを走りました。ラン後はやはり前日と同じ状況。水曜日も8.5kmを走って遠くで痛みを感じ、ストレッチしてから再び走り、その日は合計15.5kmを走りました。木曜日は、13kmを走りましたが、前日よりは痛みを感じません。マッサージやロキソニンが奏功したのだと思います。

走り過ぎが原因の一つと考えられる一方で、急に走行距離を伸ばしたわけでもないので、オーバーワークではないでしょう。すると、考えられるもう一つの原因は、シューズの劣化です。

私は2022年の5月から、練習でもマラソン大会本番でも、WORKMANのオーバードライブ(OD)を愛用していますが、今履いているODは今年4月の長野マラソンから履き始め、4ヶ月で1,400km以上も走っていることに気づきました。

写真左側が1,400km以上を走った靴底。右側は新品の靴底です。これだけ摩耗しているので、フォームのバランスが崩れて、腓腹筋に負担がかかっていたのかも知れません。

昨日は新品のODを履いて、14kmを走りました。足を靴に入れた瞬間から「あ、この感覚だ」と思いました。やはり、シューズは1,000km前後で交換した方が無難ですね。

 

腓腹筋の違和感は何とか収まり、今月の走行距離が2ヶ月連続で400kmを超えました。走り込みなどのトレーニングだけでなく、ケアやギアなど全体的にランニング生活を考えていかなければならないと感じさせられた8月下旬です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

landfall に騙される

2024年08月30日 | 実用英語

昨日の朝、スアプリ NHK WORLD-JAPAN からニュース速報がスマホに入りました。

見出しの「Typhoon Shanshan makes landfall in Kagoshima.」だけを読んだ時、「鹿児島で地滑りがあったんだ・・・」と思ったのですが、冷静に読み直せば、「台風10号サンサンが鹿児島に上陸」ですね(^_^;)

 

landfall には「初認の陸地、着岸地」の他に「地滑り(= landslide)」の意味もあるので、よくある読み違えでしょうか。

make landfall で「(台風などが)上陸する」で覚えておけば間違いありません。

 

ノロノロの迷走台風をせいか、私の住む信州伊那谷も雨が降ったり止んだりの曇った天気が続いています。早く去ってもらいたいですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

because の使い方

2024年08月29日 | 指導現場にて

英検のライティングや学校の英作文問題の対策で、生徒の書いた英文を添削していると、生徒各自の間違いの癖に気づくのはもちろんですが、多くの生徒に共通して多い間違いにも気づきます。

例えば、ある中学3年の実力テストの「今住んでいる自分の街に住み続けたいと思いますか。理由とともに書きなさい」という問題で、

I don't want to live in my village. Because, I want to travel around the world.

と書いた生徒がいました。答案では赤い大きな丸印がつけられ、どこも減点されておらず、間違いも指摘されていませんでした。×とは言わないまでも、減点されてしかるべき英文です。

接続詞 because を「なぜなら」で覚えてしまっているから起こりうる間違い。because ~「(なぜなら)~ので」で覚えておくべきです。

A : Why do you study English so hard?

B : Because I want to live abroad in the future.

この対話文のように、Why ~ に対する応答としてのみ、Because ~ . で終わる従属節の文が使えます。しかし、それ以外は、because は接続詞ですので、主節といっしょに使わなければなりません。冒頭の生徒の英文は、

I will not live in my village because I want to travel around the world.

と書くべきでしょう。because の直後にコンマを打った「Because, ~.」の形は明らかな間違いですので、気をつけたいですね。中学のテストの採点でも、この辺りのことは下線を引くなどして間違いを指摘して減点すべきです。そうしないと、正しい英文だと生徒は思い込み、間違った英文を使う癖がついてしまいます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「緑の親指」を持つ私(^^)

2024年08月28日 | 趣味

自宅敷地内の畑で家庭菜園をやっていますが、夏野菜の収穫が絶好調です(^^)v

種から蒔いて発芽させて育ててきたズッキーニ。こんなに大きくなって感無量です。全部で5株あり、1株から10個程度のズッキーニが収穫できそうですので、種代250円の元はすぐに取れそうです(#^.^#)

ブルーベリーも収穫最盛期です。これをジャムにして炭酸水で割ってランニング後に飲むと、健康そのものです。

 

猛暑で野菜が高騰しつつあると聞いているので、畑があるってありがたい限りです。

 

さて、家庭菜園や観葉植物など緑を育てるのが得意な人を、英語では have a green thumb で表します。直訳すれば「緑の親指を持っている」。覚えやすいイディオムですね。『大学入試 英熟語 最前線 1515』にも載っていますよ(^^♪

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

英単語集に表れる実力

2024年08月27日 | 指導現場にて

「英語の基本は語彙力」という意識を植え付けるべく、高3生を対象に「大学受験 基本イディオム・語彙100問チェック」を7月最終週に実施しました。1つ1点で100個の基本イディオムと語彙を出題、90点以上を合格とする、毎年恒例のチェックテストです。

1回目の平均点は44.4点で、合格できた生徒は一人もいませんでした。しかし、特段驚くべきことではありません。なぜなら、高校生たちが普段からいかに暗記を疎かにしてきたかを示す、毎年繰り返される同じ光景だからです。因みに、昨年の1回目の平均点は53.8点でした。

翌週に同じ問題を使って再テストを行い、ここで90点以上を取れれば合格としていますが、ほぼすべての高3生が2回目で100点満点に近い点数を取ります。つまり、やればできるのに、これまでやってこなかったことが証明されてしまったことになります。

これまでの自らの勉強姿勢を反省し、この夏からしっかりと基礎を固める暗記中心の勉強をできた者は、今は実感がなくても秋以降に確実な伸びを感じることができます。しかし、その忠告にもかかわらず、問題を解くだけ、授業を受けるだけで勉強をやった気になっている者は、間違いなく大学受験の荒波にもまれてしまうでしょう。

英語力の基本は語彙と文法。それらがあってこそ、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4技能を首尾よく身につけることができます。

手元にある英単語集は汚れていますか?購入した時と同じ、綺麗なままではありませんか?書き込みもスレ・ヨレもないそんな英単語集を受験会場に持っていったら、周りの受験生になめられますよ。

どれくらい勉強してきたか、そして、現在の実力がどのくらいか・・・。英単語集を見ただけで、分かってしまいます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

晩夏を走る

2024年08月26日 | ランニング・筋トレ

最近、自宅庭のハナトラノオにアゲハが飛んできて、蜜を吸っています。

晩夏によく見られる光景。暑い日が続きますが、季節は確実に進んでいるようです。

昨日は午後から曇ってきたので、夕方に10マイル(16km)走を行いました。ウォーミングアップをしていると近所のおじいちゃんが「毎日よく走ってるね~。走らないとサボっているように思うくらいになっているんだろうね」と声をかけてくれました。まさにその通りで、ランナーは走らないと不安になるし、自分に負けたような気持ちになるんですよね。

昨日は走っている途中から雨が降り出し、図らずもシャワーランになりました。でも、大きな虹を見ながら走れたので、何かご褒美をもらったような気持ちです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「サヨナラ」を英語で言うと・・・

2024年08月25日 | 実用英語

大谷翔平選手の40-40。同日に本塁打も満塁も40に到達し、しかも本塁打はサヨナラ満塁ホームランでの達成という漫画のようなシナリオ。

その時、現地のテレビ中継の実況の英語は何と言っていたのでしょうか。

Forty-forty!(40-40を達成!)

Walk-off grand slam!(サヨナラ満塁ホームラン)

No way!(冗談だろ!)

What a moment!(何たる瞬間!)

 

「サヨナラ」は英語では walk-off です。打たれたピッチャーが肩を落としてベンチに歩いて下がっていく姿が語源。

感嘆文を作る what の品詞は副詞です。

 

背番号11のロハス選手に飛びつこうとした大谷選手をロハス選手は抑制して、まずはホームを踏めというジェスチャー。野球規則の肉体的援助に接触する恐れがあるからでしょうか。この辺もドジャースの選手は冷静ですね。

長い歴史のあるMLBでは6人目の40-40達成者となり、126試合目での達成は史上最速。

因みに、日本のプロ野球では40-40の達成者は今だいません。もっとも近づいたのが1987年の西武ライオンズの秋山幸二選手でホームラン43本、盗塁38だそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ある古参ブロガーの旅立ち

2024年08月24日 | 閑話

当ブログ「英語道」を私が書き始めたのは、まだブログという言葉自体が世間に知られていなかった黎明期の2005年ですが、その年、信濃毎日新聞が主催する「信毎ホームページ大賞 2005」のブログ部門にノミネートされました。その贈呈式で、特別賞を受賞した60歳を過ぎたおじさんと知り合い、連絡先を交換、以降、親交を深めました。2009年に私がブログ投稿でちょっとしたトラブルになった時など、わざわざ自宅まで電話をいただき、アドバイスをいただいたほどです。

しかし、2020年6月ころまでは頻繁に更新されていたおじさんのブログの更新頻度が急に落ち、たまに更新されても、文面から以前のような勢いを感じられず、誤字脱字も多く、文脈も飛んでいるような印象を受けました。ご本人も「しばらくブログから離れていたので、写真のアップや更新の仕方を忘れてしまった」「認知症の始まりかな」と書かれていました。

そして、2022年6月からは一切更新されなくなってしまいました。「体調を崩されたのかな?」と、気にはなっていたものの、時代はSNSへと移り、ブログを通しての交流が絶えてしまいました。

そして昨日、そのおじさんのことが気になり、ネットで検索してみたら、先月お亡くなりになっていることを知りました。享年85歳。ブログを通じて第二の人生をいかに有意義に生きるかを発信されていたおじさん。きっと、第一も第二の人生も充実した時間を過ごされて、旅立たれたと思います。改めて、お悔やみ申し上げます。

おじさんはご自宅の庭の草花を愛で、写真をアップするのを楽しまれていました。亡くなられた7月はどんな花が咲いていたんだろう・・・。

 

ブログ「英語道」は、来年5月、開設20周年を迎えます。2013年1月からは毎日更新をしており、今日で連続更新が4,238日となりました。最古参のブロガーの一人として今思うことは、どんなに長けていても、継続していかないと技術というものは衰えていくものだということです。そして、読み手に伝わる文章を書き続けることが、実は最高の脳トレーニングなっているとも思います。毎日ブログを更新することは、時に面倒に感じる時もありますが、自分の生きている人生の記録として、そして何より、脳を活性化しいつまでも生き生きし続けるために、これからも書き続けていこうと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「少し」を積み上げたその先に

2024年08月23日 | ランニング・筋トレ

二十四節気の立秋と処暑を過ぎ、季節は確実に移ろっているはずですが、昨日の最高気温も34.7℃で猛暑日一歩手前となった伊那市です。

それでも14.5kmを走り、今月の走行距離が305.5kmとなりました。2ヶ月連続での月間走行距離400km超が見えてきました。

 

英語もランニングも、継続するからこそ見えてくる世界があります。

「今日は疲れたから、明日まとめてやろう」

それでは何も変わりません。仮に、毎日やると決めたルーティンをこなせないと思っても、何かを少しだけでやってみる。

その少しの努力を毎日積み上げる。Better than nothing.

気づいた時には大きな力となっています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

老化に抗う

2024年08月22日 | ランニング・筋トレ

人生には老化が急激に進む時期が2回あるという研究結果が発表されたニュースが話題になっています。最初は44歳、次は60歳の頃に、分子の急激な老化が起きるそうです。老化が進む時期に近付いたら、飲酒量を減らして運動量を増やすなどライフスタイルを変える必要があると研究者はアドバイスしています。元記事はコチラをお読みください。

私は現在52歳ですが、振り返ってみるとトラスト英語学院を開塾した2014年(42歳)、飛蚊症の兆候が出てきて、自分の中で老化を初めて感じました。事業が軌道に乗り始めた2016年(44歳)、毎年受けている健診で医者から仕事以外に没頭できることを始めてみてはどうかとアドバイスをいただき、5月に筋トレを、10月にランニングを始めることになりました。と同時に、基本的にお酒は週末だけ飲み、平日は飲まないようにする節酒も心がけました。たまたまですが、研究者のアドバイスに従っていることになります(^^)

筋トレ、ランニング、節酒とも継続することができ、フルマラソンを8回完走して自己ベスト3時間13分13秒を記録し、一昨日、体組成計で計測したところ、22%あった体脂肪が10.3%になり、体年齢は28歳で、実年齢(52歳)マイナス24歳。現在は毎日14km前後、月間400kmを走っています。体が劇的に変わりました。

筋トレの一つとしてアブローラーにも取り組んでいて、「アブローラー 膝コロ30日間チャレンジ」にもチャレンジしたことがあります。アブローラーでも腕立て伏せでも、毎日続けることで体は必ず変わってきます。ポイントは「少しを毎日継続する」。どんなに些細なことでも毎日継続することができるようになると、気づいた時には一回当たりの負荷が当初よりも必ず大きくなっているはずです。私もランニングは最初は2~3kmを毎日走ることを心がけていました。

次に訪れるであろう急激な老化は60歳。まだ8年もありますが、今の生活スタイルを続けて、徹底的に老化に抗ってやろうと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする