英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

英単語の暗記は工夫次第

2024年12月16日 | 英語勉強法

あるショート動画で、conundrum という難易度の高い英単語が紹介されていました。

conundrum「なぞ(なぞ)、とんち問答;難問」

12,000語を12のレベルに分類したアルクのSVL(Standard Vocabulary List)では最上級のレベル11(自分の視野を広げる英単語)に相当する難単語。

さて、どう覚えるか?

発音は ンドゥラム ですので、私だったら、「名探偵コナン、ドラムを叩きながらを解く」と覚えます(笑)。

 

英単語の暗記には工夫が必要です。単語集をただボーっと眺めていても覚えられません。単語集に追加情報を書き込む、語源に注目する、接頭辞や接尾辞で覚える、語呂合わせで覚える、裏紙に書きなぐる等々、あらゆる手段を講じてボキャブラリーを増やしていきましょう。

共通テストまで33日。もちろん、その後も私立大学の一般入試や国公立二次試験も控えていますし、推薦で大学合格を決めた受験生は、英検やTOEICを受験するかも知れません。直前期の今だからこそ、もう一度、これまで取り組んできた英単語集を繰り返して、見出し語を見て次の2点ができるか確認してみましょう。

①瞬時に正確な発音ができる

②瞬時に(一つの)意味が言える

「瞬時に」が重要なのです。例えば、intellect を見て、「えーと、”知性”」と言っているようではダメです。その「えーと、」が成長を邪魔しています

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“自信”というウィルス

2024年12月15日 | 指導現場にて

中央大学法学部で出題された英文。

Confidence is like a helpful virus spreading through your body. If you have it, it will infect everything you do in a positive way.

(自信とは体全体に広がる有益なウィルスのようなものである。自信を持てれば、行うすべてのことにポジティブに影響を与えてくれるだろう)

こんなウイルスなら、進んで感染したいですね(^^)/

大学入学共通テストまで約一ヶ月。大学受験生はいよいよここからがラストスパートで正念場。インフルエンザやコロナになんて感染してられません。自信というウィルスが全身に感染するよう、最後の追い込み(the last-ditch effort)を頑張ろう!

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大学合格へのモチベーション

2024年12月14日 | 指導現場にて

ある高校では、先週、学校の主催の大学見学ツアーが行われたそうです。見学できる大学も複数の中から選べるようで、ある高1生は「外語大のキャンパスを歩いた後、モチベーションが上がって、帰りのバスの中ではみんな英単語集を開いて黙々と覚えていました」と、興奮気味に話してくれました。

現在は大学主催のオープンキャンパスがあったり、高校主催で大学見学に行ったりと、高校生たちは恵まれた環境ですね。私が高校生の頃は、そもそも「オープンキャンパス」という言葉すら存在しませんでしたし、高校が大学選びの選択肢を広げてくれるような取り組みも全くありませんでした。当時は、行きたい大学があったら、休日に各々勝手に大学まで出向き、キャンパスを歩いて雰囲気をつかむくらいでした。でも、そっちの方が意外と普段の大学の雰囲気を感じることができるようにも思います。そして、運よく大学の生協が営業していたら、大学のロゴ入りのシャーペンやバインダーを買い、それらを使って日々の勉学のモチベーションを維持していました。あの頃、早稲田のシャーペン、いっぱい買ったな~(^^)

もちろんインターネットもない時代でしたので、大学に関する口コミ情報もなく、先輩や友人のつてをたどって、情報を仕入れたものです。

現在はそんな苦労をしなくても、大学や高校が機会を与えてくれているので羨ましいですね。でも、裏を返せば、自ら能動的に大学を選ぼうという姿勢が弱くなっているとも言えますが・・・。

いずれにしても、大学を肌で感じて高まった勉学に対するモチベーションを、その後も維持し続けることが大切です。

 

言うは易く行うは難し。

したい人、10,000人。

始める人、100人。

続ける人、1人。

 

厳しい言い方ですが、そんなもんです、人間なんて。でも、それが出来た人だけが結果を残しています。

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ミポリン、逝く

2024年12月13日 | 閑話

中山美穂さんが亡くなってから一週間が経った。その喪失感たるや、私を含めた団塊ジュニアの世代のそれは、計り知れないでしょう。

中学生の時、ドラマ『毎度おさわがせします』や『ママはアイドル』を見て、どれだけドキドキ、ワクワクしたことか。

人生で最初に行ったコンサートもミポリン。1987年、このド田舎の伊那市でもコンサートがあり、古びた伊那市民会館で熱唱するのをステージから5列目で聞いて、その世界に一瞬にして引き込まれた。

先日の第44回群馬サファリ富岡マラソンの帰路、休憩のために立ち寄った横川SAでミポリンのCDベスト盤を買ってしまった。聴いていて、青春時代がフラッシュバックしました(T_T)

英字新聞でも取り上げられていて、最大のヒット曲「世界中の誰よりきっと」を "Surely more than anyone in the world"と訳していたのが印象的でした。

団塊ジュニアの世代にとって、ミポリンこそが世界中の誰よりも真のアイドルでした。心よりご冥福をお祈りいたします。

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第44回群馬サファリ富岡マラソン③

2024年12月12日 | ランニング・筋トレ

(「第44回群馬サファリ富岡マラソン②」の続きです)

ハーフ出場ランナーは324名という小さな大会。中間点を47分ちょうどで通過しましたが、並走するランナーはおらず、ぼっちランが続きます。でも、5回目の出場で本番以外にも練習で何回も走っているので、コースは熟知しており、自分の体調と相談しながら、どこでペースアップをするか後半の戦略を考えながら、淡々とラップを刻みました。

12km 4分19秒

13km 4分29秒

14km 4分27秒

15km 4分27秒

16km 4分29秒

17km 4分45秒

18km 4分43秒

19km 4分36秒

20km 4分59秒

21km 4分21秒

世界遺産富岡製糸場の周囲を走り抜け、19km過ぎ、左足の指先が攣りそうな感覚が襲ってきました。ここは敢えて無理をせず、いったん立ち止まってストレッチをして様子を見ながら再び走り始めました。「大丈夫。足は動く。心肺も心配ない(爆)」と再びペースアップし、立ち止まっている間に抜かされたランナーを抜き返して、フィニッシュの高瀬小学校グラウンドに入っていきました。

ゴール直前。妻が撮影してくれました

今回のデータは以下の通りです。

走行距離 21.0975km

コース高低差 79m

タイム 1時間35分00秒

平均ラップ 4分30秒/km

消費カロリー 1,234カロリー

種目別順位(ハーフ一般男子50歳代) 13位/75人

総合順位 56位/249人

昨年記録したコースPBの1時間29分28秒には遠く及びませんが、重度の貧血からの回復途上でハーフを4分30秒/kmで走り切れたのは、大きな収穫でした。

前半10.55km 47分00秒

後半10.55km 48分00秒

後半のラップが遅いのは、足攣り予防で立ち止まってしまったのが要因です。貧血がもっと改善したらスピード練習と週末に20km以上を走り込む練習を再開できれば、足攣りは防げるようになるでしょう。2月の京都マラソンに向けて、復活の手応えがつかめた大会となりました。

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第44回群馬サファリ富岡マラソン②

2024年12月11日 | ランニング・筋トレ

(「第44回群馬サファリ富岡マラソン①」の続きです)

いよいよ大会当日。晴れてはいましたが朝の冷え込みが厳しく、絶好のマラソン日和とも言えるでしょう。

マラソン大会当日はいつもスタート2時間前には会場入りを目安にしているので、自宅やホテルを出発するのが相当早いのですが(松本マラソンの時は朝4時50分出発!)、富岡マラソンのスタート会場となっている高瀬小学校は妻の実家から約1kmという近さのため、朝はゆっくりです。9時スタートなので7時30分に家を出て、ウォーミングアップも兼ねて徒歩で向かいました。

会場入りして、ゆっくりと体を解しながらウォーミングアップをして、いよいよスタートです。

昨年までの目標は年代別(50歳代)での6位入賞で、昨年は8位に入賞しましたが、今年は夏場のトレーニング過多による重度の貧血を発症し、その回復途上にあるので、まずは4分30秒/kmで21km(=1時間35分以内)を走り切ることを目標にしました。

スタートはいつものようにトップ集団の流れに任せて走り、体調と相談してその後のペースを見定め、3kmくらいから上り坂が始まるので、そこでペースを落ちつかせる作戦。貧血時に感じていたスタート直後からの息苦しさもなく、非常に走りやすいコンディションでした。前半のラップは以下の通りです。

1km 4分09秒

2km 4分24秒

3km 4分38秒

4km 4分27秒

5km 4分13秒

6km 4分16秒

7km 4分24秒

8km 4分40秒

9km 4分42秒

10km 4分39秒

11km 4分22秒

前半の周回コースに入ったら強烈な向かい風になりました。群馬特有の上州のからっ風ですね。ペースが少し落ちるのは覚悟して走っていましたが、後ろに数名のランナーがくっついて走っているのに気づきました。風よけに使われているのが分かったので、ペースを落として先に行ってもらい、今度は私が後ろにつくようにして集団で走ってペースを維持していきました。

中間点(10.55km)通過タイムは47分ちょうど。昨年は45分25秒だったので明らかに遅いですが、貧血からの回復途上の体調を考えれば上出来でした。

(「第44回群馬サファリ富岡マラソン③」に続く)

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第44回群馬サファリ富岡マラソン①

2024年12月10日 | ランニング・筋トレ

第44回群馬サファリ富岡マラソンのレポです(^^)

最初に群馬サファリ富岡マラソンに出場したのが2018年の第38回大会。今年で5回目の出場となりますが、ラン歴9年目でこれまで出場したマラソン大会で最も出場しているのがこの大会です。理由は簡単。妻の実家があるからです(*^-^*)

私たち夫婦は今年2月に銀婚式を迎えましたが、婚約・結婚以来25年以上もの間、これまで富岡を何度訪れたことでしょう。その富岡で昔から開かれている地元密着のマラソン大会があるのを知ったのは、たまたま月刊ランナーズを読んでいた時でした。以降、コロナ禍で中止や群馬県外ランナーの参加自粛はありましたが、それ以外は毎年出場しています。今年の出場者はハーフ(324名)・10km(210名)・5km(78名)・3km(15名)を合わせて627名で、こじんまりとしたアットホームな雰囲気も好きな大会です。

今年も前日で富岡入りしました。

この大会の魅力の一つが、世界遺産・富岡製糸場(Tomioka Silk Mill)の周囲がコースになっていること。今年は昨年までのコースが若干変更され、更に製糸場の周りを走る距離が増えたので、変更箇所を確認しながらジョグしました。

18km地点の桐渕橋。紅葉も見頃を迎えていました。

富岡製糸場からスタートとゴール地点の高瀬小学校までの約5kmを、移動で固まった体を解しながら走りました。会場設営の準備も終わった高瀬小学校はひっそりとしていました。

(「第44回群馬サファリ富岡マラソン②」に続く)

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世界遺産・富岡の街を走る!

2024年12月09日 | ランニング・筋トレ

第44回群馬サファリ富岡マラソンに出場しました。

晴れてはいるものの、群馬特有の強いからっ風が吹き付ける気象条件。しかも重度の貧血からの回復途上ですが、1時間35分00秒で完走し、今できるベストの走りができたと思います。

取り敢えず一報。詳細はまた明日からの投稿記事で記していきます。

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プロ気質と特異性

2024年12月08日 | 閑話

一昨日は車検でした。

検査中の時間に、待合室で日課である英字新聞を読んでいたのですが、検査を終えた担当者の方が近づいてきて、「英語が読めるんですか!?」と、驚いた様子。「まあ、仕事ですからね・・・」と、私は控え目に答えました。

英語指導を生業としている人にとって、英字新聞レベルの英語がスラスラ読めるのは当たり前のことで、自慢できるほどのことでもありません。でも、そうでない人にとっては特別なことのようです。私からしてみれば、この会話の後に検査に立ち会って、部品交換や修理箇所の説明を受けたのですが、あの複雑な車の構造を理解して、不具合箇所を見つけられるのも、英語が読めるのと同じくらい驚きの技術と知識です。

餅は餅屋。やはり仕事はプロフェッショナリズム(professionalism)が大事だなと思います。私はそこにイチローのような idiosyncrasy(特異性、こだわり)を持たせたいと、常々思っています。

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頑張れ、小6生!

2024年12月07日 | 公立中高一貫校受検

本日、長野県公立中高一貫校の適性検査(=入試)が実施されます。我が家の長男・次男とも受検し、幸いにも二人とも合格したので、毎年我が事のように感じます。

開校以来の倍率を記しておきます。

諏訪清陵高校附属中学校 

 2013年 5.31倍

 2014年 4.06倍

 2015年 3.19倍(長男受検

 2016年 3.28倍

 2017年 2.59倍

 2018年 2.76倍

 2019年 2.81倍

 2020年 2.35倍

 2021年 2.76倍(次男受検)

 2022年 2.34倍

 2023年 2.48倍

 2024年 2.46倍


屋代高校附属中学校

 2011年 6.38倍

 2012年 5.54倍

 2013年 5.06倍

 2014年 4.88倍

 2015年 4.8倍

 2016年 4.35倍

 2017年 4.09倍

 2018年 4.34倍

 2019年 3.25倍

 2020年 3.18倍

 2021年 2.69倍

 2022年 2.98倍

 2023年 3.19倍

 2024年 2.86倍

都市部と違って、長野県の南部は私立中学受験が一般的ではなく、ほとんどが地元の市町村立中学校に進学します。そのため、公立中高一貫校は開校以来、根強い人気があり、合格のために小学生は相応の勉強と対策をしなければなりません。

今日、受検問題と対峙し、面接に臨むすべての小学生が、難しい勉強を通して、多くのことを学び、様々な思いを感じてきたことでしょう。今日一日、全力を出し切ったら、少しの間は心と体を休めましょう。

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