6日㈬午後、府議会の予算特別委員会・総括質疑に出席。
総括質疑は、各部の書面審査を行った後、各会派の代表者が西脇知事に直接質問するものであり、テレビ中継もある。今回は質問は回ってこなかったが、これまでに決算・予算で3回経験がある。
7日㈭も朝から京都へ。12時半から団会議に出席し、午後には環境・建設交通常任委員会があった。報告事項の聴取、委員会に付託された議案、審査依頼議案の質疑等を行った。委員会の模様はインターネット中継されており、スマホ・タブレットでの視聴も可能です。録画でここ1年以内くらいの本会議、委員会等を視聴することもできます。こちらから→http://211.5.166.28/gikai/index.asp
夜は自民党府議団と知事、副知事、部長等との懇親会。今期をもって引退される議員からの挨拶などもあり、一つの節目の会合でもある。
自民党府議団では、林田洋元議長(上京区)、植田喜裕元議長(中京区)、村田正治議長(宇治市・久世郡)が高齢等の理由で引退され、尾形賢議員(京田辺市・綴喜郡)が市長選挙に立候補のため辞職予定、選挙区事情により瀧脇正明議員(伏見区)はいったん議員を退かれて再起を期されることとなっている。
帰りの電車の中で小説「七つの会議」(池井戸潤)をようやく全部読んだ。短編の組み合わせで読みやすいのだが、なかなか読む機会がなかった。映画化もされており、おもしろかった。ある大手企業の子会社である日本企業の行き過ぎた「売上(利益)至上主義」と「古き良き日本(家族)」を対比させながら描かれている作品だ。
小学生の頃は毎日、市立図書館に通っていたし、学生時代からよく本を読んでいたのだが、大学生になった頃から、ほとんど小説は読まなくなっていた。「つくり話」になんか興味がなくなり、ドキュメンタリー的な本ばかり手にするようになっていた。しかし最近、中学2年になった小源太と小説をシェアしているので、なんとなく本屋に行くと、小源太が読みそうかな?と思う平積みされている話題の小説を買っている。
小源太からは少し前には「パンク侍、切られて候」(町田康)という小説を「おもしろいから、読んでみて!」と渡されたが、最近の若者はこういうのをおもしろいと感じるのかとカルチャーショックを受けるような小説だった。調べてみると新しい小説ではなく、小源太が生まれた年くらいの15年程前の作品で、これをその当時に書けるとはすごいなと感じた。
綾部駅に着くと、雨が降っていたが、歩き始めると雨は緩くなり、家に帰るとまたザーッと降り始めた。天の神様が観ていてくれるのかなと思った。
新築移転された駅前の交番は明るい光を放っていた。
そういえば、3月7日は誕生日で、45歳になった。翌3月8日の朝、起きてすぐの温二郎が貯金箱から千円札を出してきて、「パパ、誕生日プレゼント」と裸の千円札をくれた。今日はこれで昼ご飯でも食べよう。