20日㈪、先週、新型コロナウィルスの府内感染者(累計)の地図を作成したが、「退院された方の数字も反映させたものが見たい」という要望をいただき、今朝、作成してみた。
京都新聞のデータ、京都府と府内市町村のホームページの情報を拾い出してみると、昨日(4月19日19時)時点で、府内でコロナの陽性反応が出て、入院(入院調整中を含む)しておられる方は165名であり、83名はすでに退院されていることが分かった。入院者165名のうち、97名は京都市内の方で、他の市町村では井手町の18名が二桁で、あとは9市町村に一桁ずつおられるようだ。
もちろん、集団感染が起こって医療崩壊しては困るので、まだまだ注意は必要だが、入院と退院が一定ペースで収まり、かつ軽症者用のホテルや自宅待機が進めば、京都府では医療崩壊の危険を回避することができる。
むしろ、近畿で心配なのは大阪府の状況で、大阪府は人口では神奈川県より少ないのに、感染者は神奈川県の1.5倍ほど出している。近畿では、まず大阪府と他府県との往来をいかに止めるかが重要ではないか。こちらから大阪府へは不要不急の往来はしないだろうから、大阪府知事が府民への影響力があるのなら「大阪府から出ないで欲しい」というメッセージを大阪府民に徹底してほしい。
京都府としては、この地図を白色にしていく努力をさらに進め、感染者があっても、一定コントロールできる範囲内で収めていけるようにしたいが、隣りの大阪府の今後の動向がそれに大きな影響を及ぼす。
今日の午後には、初めて「ZOOM」を使っての遠隔会議に参加した。初めて話をする方々ばかりだったこともあり、最初は戸惑ったが、やっているうちに自然と会議が成り立っていった。
余計なことを話すこともないし、時間が短く終わるので、「案外、これは使えるな」と感じた。議員団会議もこれでやれるようになれば、それだけのために綾部から京都まで行くこともなくなるだろうし、災害等で物理的に行けない場合でも情報共有できると思った。