9日㈭、綾部高校で入学式があり、小源太も晴れて高校生となった。
入学式には府議として毎年出席していたが、今年はコロナ感染を防止するために府教委の意向で来賓を招かず、縮小して式典を行うとのことだったので、あえて夫婦そろって行くこともないだろうと欠席した。
小源太は真新しい制服に身を包み、新たな生活をスタートさせていった。
北部の府立高校は防止策を講じながら、学校を再開していくことになった。何事もなく、スムーズに過ごしてほしいなと願っている。
小源太は平成16年8月生まれで、まだ生後2ヶ月の頃に台風23号で綾部小学校へ避難するという体験をし、平成23年4月に小学校に入学する前月、3.11の東日本大震災があった。
今年は何もないと思っていたら、コロナ問題が起こった。節目の年に何かがある年代だが、人生はそんなことの連続であり、負けずにマイペースで頑張ってほしい。
担任の先生は西舞鶴高校から転任してこられたベテランの先生で、これまでに進学クラスの担任を何度も務めてこられた方だと自己紹介に書いてあった。
「己に克つ」という字を書いて配っておられた。ちょっと昭和チックで小源太は貼ろうとしなかったので、台所に貼っておいた。昭和世代の保護者は、こういうやり方が安心する。