四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

福島県視察(初日)

2011年08月10日 | 京都府議会

 府議会の防災危機管理・地球温暖化対策特別委員会の視察で、福島県を訪ねた。

 関西広域連合では、“カウンターパート方式”という支援を行っており、京都府と滋賀県は福島県への支援を担当している。

 また、福島は地震と津波に加えて原発災害もある。

 原発災害は、綾部市も他人事ではないため、現地を見て、災害時の行政の動き方や国と県、市の関係などについて、特に興味を持って調査をさせていただいた。

 最初は、郡山市で避難所となっている《ビックパレット福島》へ行った。

 ここはずいぶん避難の方も減っているそうだが、まだ300名ほどの方がおられた。自衛隊がお風呂の提供もしておられた。

 福島県職員の天野和彦さんと川内村社協職員の古内伸一さんから、避難所生活の問題点を様々なアイデアで乗り切っていった方法や県庁の災害対策本部とのやり取りでのご苦労などを聞かせていただいた。

 原発から20キロ圏内に入っている富岡町、川内村の方々は役場も含めて全員が避難しておられる。両役場は、この避難所に移ってきて業務をしておられた。
Dscf1586 Dscf1584 Dscf1609 Dscf1615 Dscf1624  次に福島県庁の災害対策本部を訪ねて、現地派遣されている京都府の危機管理・防災課の森木隆浩参事、三宅正之参事から、被災の状況や復興支援の状況を聞かせていただいた。
Dscf1626 Dscf1633  説明の途中で、福島県市長会の事務局長さんが飛び入りでお越しになり、被災自治体の様子などを率直に語っていただいた。
 京都府からの支援には、福島県の方々から多くの感謝の言葉をいただいた。
Dscf1635  夜は飯坂温泉に宿泊した。
 その旅館にも被災者の方が避難してきておられるということで、食事前に旅館の支配人さんから、地震の建物被害や経済被害、被災者支援の実情について、お話を聞かせていただいた。


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