四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

口上林地区での御用聞きの会

2022年12月06日 | 議員活動

 日㈫午前中は来客あり。綾部市議会の一般質問が始まっており、ネット中継を視聴した。綾部市議会のHPからライブ配信、録画中継を観ることができます。

 午後散髪に行き、夕方後藤光市議、酒井裕史市議と共に綾部市建設部へ行き、建設部長や建設課長らと面会。豊里地区や山家地区での御用聞きの会で出された要望を伝えて、対応をお願いした。

 19時から、口上林地区での御用聞きの会綾部市健康ファミリーセンターにて開催川端貞男さん司会進行をお世話になり、井上信治連長からもお声がけいただいて、自治会長さんらにご参加いただいた。

 ざっくばらんに話をさせていただくことができ、あっという間に21時になっていた。

 最初は「府議会は緊張しますか?」という質問から始まり、「上林川の藻が多い」「上林川の十倉井堰の上流に出ている水路をまっすぐにできないか?」「上杉和知線(黒石峠)のトンネル化の見通し」「上杉和知線(武吉町)の隘路の拡幅」「防災スピーカーが聞こえない」「十倉中町で黄色のセンターライン延長を」「除雪を丁寧にしてほしい」「府道と市道の除雪をバラバラではなく連携してできないのか?」「人口減少対策は?」「養鶏場の悪臭について」「市立病院の医師充実を図ってほしい」などの意見を出していただいた。

 上杉和知線の黒石峠のトンネル化は引き続き、求めていくが、実現には資源エネルギー庁の避難路整備予算の増額や事業者である関西電力に資金供与を求めていくことが必要だと説明した。

 関西電力に対しては、多くの役員が不正に金品を受け取っていた事件以降、「UPZである上林地域の振興策とセットでなければ話を聴かない。上林の避難路整備にお金を出すとか、上林にコンビニを出店するとか、上林の電気代をタダにするとか、そういう話を持ってこないなら、うちの事務所には来てもらわなくてもいい」と「出入り禁止」にしている。

 以後、私は原発に関しては何ら説明を受けていないので、避難等の安全対策や地域振興策に取り組むつもりがないのなら、危険な原発はやめてもらったらいいと思っている。

 原発からの距離を考慮せず、立地県である福井県のみに特別配慮している現在の国や関西電力の姿勢には大いに疑問を感じている。

 人口減少に関しては、綾部市内での住宅や住宅地確保対策、空家や空地の活用策、教育移住の推進、外国人労働者特区の推進などに取り組んでいることを説明した。

 今後も人数や場所に関わらず、お声がけいただければ「御用聞き」に伺いますとお約束した。今年はおそらくこれで最後の「御用聞きの会」となりますが、東八田で酒井裕史市議と一緒に開催します。お誘いあわせの上、ご参加いただければ幸いです。

【東八田】12月15日㈭19時半~:東八田公民館(梅迫町)


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12月議会はじまる

2022年12月05日 | 京都府議会

 日㈪、朝8時半過ぎに事務所を出て、京都へ。10時過ぎに府議会に着いた。

 先日の豊里地区での御用聞きの会質問があった「民生委員制度」について、担当の地域福祉推進課長連絡を入れた。

 民生委員制度」大正時代に岡山県で誕生した「済世顧問制度」を前身としている。元々救貧、防貧対策を行う篤志家を県知事が指名したことによる。これが後に大阪府「方面委員制度」となり、昭和初期に全国に広がった。戦後、昭和21年に「民生委員令」が公布され、名称が「民生委員」となって現在に至っている。

 「済世顧問」も「方面委員」も無報酬で、「済世顧問」は誰がなってもいいというものではなく、該当する資質を持った人がなければ欠員となったそうだが、「方面委員」は「必置」とされて、これが現在の「民生委員」にも引き継がれている。

 豊里地区では民生委員の引き受け手がなく、自治会長さんが仕方なく兼務されたというケースがたくさん出ているようだ。過疎高齢化によって、自治会役員のなり手も減っている中、自治会長さんの負担をこれ以上増やして良いのかと感じる。

 民生委員制度がそもそも「必要なのか?」という点について、京都府地域福祉推進課長に確認した。

 課長といろいろ話したが、民生委員はあくまで「任意」での就任であり、「強制」されるべきものではないこと、現実に京都府内でも欠員があり、欠員によって即、住民生活に深刻な影響が出ることはない、ということだった。

 もともと篤志家が無報酬で知事に任命されていた大正時代の制度であり、すでに「制度疲労」を起こしている。今の時代に即して全面的に見直すべきだと厚労省にもしっかり伝えるべきだ課長には話をした。

 豊里地区での御用聞きの会でも話したが、「民生委員の引き受け手がなく、その選考が自治会長の負担となっている実態はおかしい。市役所も選考の丸投げはやめるべき。任意であるなら、引き受け手がなければ欠員でもやむを得ない。全国的に欠員が増えれば、それでやっと国も制度を考え直すのではないか」と私は思っている。

 

 10時50分から、京都4区田中英之代議士の呼びかけによる、「京都縦貫自動車道及び国道9号の国土強靭化推進議員連盟(仮称)」の設立準備勉強会に出席した。

 国交省京都国道事務所岩本雅也所長、京都府建設交通部濱田禎部長から、それぞれ現況についての説明を聴き、意見交換した。

 私からは「京都縦貫道が大雨で止まることのない整備を進めてほしい」「京都市内はバス停が多く、バスが停車することが国道9号の渋滞の大きな原因である。バス停間の距離を広げるとか、バスの本数を減らすとか対策すべきではないか」という意見を述べた。

 

 11時45分からは追加補正予算案のため府民環境・厚生常任委員会の正副委員長会に出席。

 12時半から議員団会議、13時15分から本会議今日から12月議会が始まった。コロナ対策のための医療機関や福祉施設、薬局等への支援予算などの追加補正予算が上程され、府民環境・厚生常任委員会、予算特別委員会全体会を経て、本会議で議決された。

 

 夕方、綾部に戻り、19時から正暦寺の合同役員会に出席。筆頭総代として挨拶し、1月29日に開催予定「不動明王大祭」に関して、役員の皆様への協力をお願いした。

 0時からサッカーW杯日本VSクロアチア戦を観戦。前半終了間際に1点を先取し、これは初のベスト8に進出できるかと思ったが、延長戦の末、PK戦で敗れてしまった。明らかに日本代表の力は上がっているが、あと一歩の「決定力」が足りなかった。

 結果論で言えば、前半、トップ下の鎌田大地選手の動きがこれまでに比べるとずいぶん良かったので、選手交代のタイミングが少し遅くなってしまったこと、堂安律選手が前半から出ざるを得なかったので、後半投入されたスピード力のある選手とのかみ合いがうまくいかなかったことがあったように感じた。

 4年後には、歴史が変わるでしょう!


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第1回「綾丹ズ」に参加

2022年12月04日 | MBT

 日㈰12時から、市議の後藤光くんの呼びかけにより、位田町綾部ふれあい牧場にて開催された第1回「綾丹ズ」参加した。綾部市と丹波市でまちづくりに関わっている人達の集まりで、光くんが今夏までセンター長を務めていた「丹波市子ども・若者サポートステーション」で知り合った丹波市の人脈を綾部市民とつなげたいとの想いで企画された。

 大学でNPO法人やまちづくりを学び、少し前まで丹波市の中間支援組織で働いていて、いずれはNPO法人を立ち上げてまちづくりに携わりたいと考えている女性「福祉ネイル」という高齢者や障害者の爪を磨いたり、飾り付けたりすることで気持ちを前向きにして、心身を健康にしていく活動をしている女性紹介してもらった。

 「ネイル」を体験したことはなかったので、それは「男がやることではない」と思っていたが、試しに爪を磨いてもらったらピカピカになって、日頃感じない刺激があった。

 「話す」「見る」「触る」「立つ」「ユマニチュード技法」という認知症ケアの方法だ教えてもらった。「福祉ネイル」は認知症ケアにも役立つそうだ。

 

 初めての「綾丹ズ」幼い子どもも交えて和やかに時間が過ぎ、「MBTミーティング」の昼版だなと思った。高齢者や子育てママにとっては、昼版も必要だと思ったので、世話役の光くんが今後も継続的に開催してくれるだろう。

 綾部ふれあい牧場光くんの地元の施設であり、飲食してお金を落としてくれるお客さんを増やすことも光くんの仕事だ。店主の由良修一さんの意見をよく聴いて、頑張ってほしい。

 

 終了後、昨日行けなかった「豊里・御用聞き」での要望箇所現地調査した。栗町(市道の傾斜や舗装、速度制限)、小貝(堤防の草刈り、市道から出る時の見通し)、私市(横断歩道の位置)見て回った。


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後藤光市議と「御用聞き」後の対応

2022年12月03日 | 議員活動

 日㈯、11時、後藤光市議と事務所で打ち合わせ。先日の豊里地区での「御用聞きの会」で出た要望や質問に関して、それぞれが綾部市や京都府に連絡して動いたことに関しての報告今後の対応協議。

 その後、保健福祉センターで開催されている綾部地域活動支援センター「のぞみ作品展」後藤市議と共に見学に行った。綾部地域活動支援センター「のぞみ」綾部市民の障害者手帳を持っておられる方を対象として、書道、俳句、絵手紙、陶芸、苔玉、折り紙、写真など様々な活動の場を提供している。1回の参加費は50円で、綾部市が運営している。

 次に、ふれあい牧場へ行き、昼ご飯第6回「森の京都ジビエフェア」「鹿肉と地元野菜のシチュー」を食べた。店主由良修一さんからもいろいろと状況をお聴きした。小さなお子さん連れで賑わっており、牧場入口の看板も新しくなっていた。

 昼食後、「御用聞きの会」で要望のあった豊里中学校から三宅に下りるところのカーブミラー三宅橋を渡ったT字路の草木の繁茂状況を確認したが、カーブミラーはどこのミラーか分からなかった。

 13時半には栗町大谷自治会井上忠義会長の案内で、大谷自治会、京都府畜産センター、京都府立農大の敷地を含む以久田野一帯3時間かけて歩いて、地元の課題や畜産センター、農大の課題を聴かせてもらった。大谷自治会は5世帯だけの小さな自治会で、通常の自治会とは違う運営をされているそうだ。

 井上さん京都府職OB畜産研究の仕事に従事されていたそうで、数日前畜産センターと農大に行って、今日、見学のために敷地に入ることの許可も得てこられていた。いつも視察等では表側からしか見ていなかったので、裏側から見ると初めて分かることがたくさんあった。

 府営一般農道整備事業で、以久田野から吉美地区の有岡町に抜ける道のこと話には聞いていたが、詳しいことは何も知らなかった。ずいぶん前に事業は途中でストップしており、行き止まりの場所を教えてもらった。この先は昔は茶畑が広がっていたそうだが、今は竹藪に覆われてしまっている。

 栗村井堰土地改良区の水路が以久田野をどう流れているか、その課題等についても詳しく教えていただいた。

 畜産センターでは今でも豚が飼われていると思っていたが、数十年前から飼われていないらしい。当時最新鋭の立派な研究飼育棟だったそうだが、今は廃墟になっていた。

 牛と鶏は飼われていて、牛は多くの牧草を必要とするため、あちこちに大きな牧草地がある。北海道やヨーロッパのような美しい風景だ。

 京都産業大学獣医学部が立地する計画も上がっていた国立農研機構が所有する土地の場所も教えてもらった。

 3時間歩いての見学の最後大谷自治会内の市道や側溝の状況を見て、井上会長の家で改めて地図等で課題の確認をした。大きな課題も多いが、できることがあれば、一つ一つ考えていきたい。以久田野には多くの国有地、府有地、市有地があることも分かったので、この活用策についても考えていきたい。

 初めてゆっくりお話しする方と会食し、懇談した。


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綾部市スポーツ協会の納会

2022年12月02日 | スポーツ

 日㈮朝4時に起きて、サッカーW杯の日本VSスペイン戦を観戦した。前半すぐにスペインにゴールを決められ、これは大敗するのかと思ったが、ドイツ戦と同様、前半を0-1で折り返し、後半出場した堂安、三苫の2人の活躍によって、ドイツ戦のように2-1での劇的な逆転勝ちを収め、グループ首位で一次予選を突破することができた。

 コスタリカに負けた時点では、今回のW杯はこれで終わったかなと思っていたので本当に嬉しかった。

 次のクロアチア戦でも、挑戦者として攻めていくという姿勢を持てば、勝利できるのではないかと思っている。悪い時にように受けに回ると簡単に勝てるチームではないだろう。

 

 10時に綾部総合庁舎にて、顧問を務める綾部市武道協会福井喜義会長、栗崎文彦副会長、村上真哉事務局長と共に京都府の地域交響プロジェクトの担当者から補助制度の内容について説明を受けた。

 「武道」は10年前から文科省が学校で必修化しているが、綾部市内では学校に柔道部、剣道部すら存在しない。今後、武道の指導人材を学校でどう確保するのか、市教委、府教委の大きな課題になってくるだろう。それについて、綾部市武道協会から市教委や府教委に提案していく必要もあると考えている。

 

 午後は「げんたろう新聞」を配りに、今日は紫水ヶ丘へ行った。

 夜は綾部市スポーツ協会(小寺哲朗会長)納会に出席した。

 コロナや会場の都合もあり、人数は絞っての開催となったが、久しぶりに納会が行われて良かったと思う。

 閉会は三本締めで締めさせていただいた。来年も綾部のスポーツ界にとって、良い年になりますように!


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ニホンミツバチと置き雑貨

2022年12月01日 | MBT

 121日㈭、午前中、昨日の大義の会の対談メモを基に原稿に起こす作業。

 午後は「げんたろう新聞」を配りに、大島町、宮代町などへ。

 夕方、㈱週末養蜂(福知山市厚中町)志賀生実さんがお越しになり、今年のニホンミツバチの「蜜」をいただいた。西洋ミツバチが「養殖」だとすれば、ニホンミツバチは「天然」で、大変貴重だ。その「蜜」は西洋ミツバチよりサラッとしている。

 志賀さんの養蜂は、NHKの番組「ダーウィンが来た!」などでもよく取り上げられており、綾部の里山風景と共に登場して有名になっている。youtubeでも人気があるそうだ。

 

 また、今日あやべ市民新聞元旦号に掲載される挨拶原稿書いて送った。今回は「これからの綾部」をテーマとした。論理教育綾部環状道路、綾部駅や高津駅の周辺開発や農工業振興のことと共に、奈良県立医大が進めているMBT(Medicine Based Town、医学を基礎としたまちづくり)についても触れた昨年から、置き薬会社竹内薬品㈱(丹波市)連携して買い物支援のため「置き雑貨」事業を行っているのは、このMBTにつなげていくためだ。将来、「健康」も含めた生活全般の相談に乗れる体制づくりの構築のためだ。

 トイレットペーパーや洗剤のような生活必需品あらかじめ自宅等に置いておき、使った分だけ費用を払うという「置き薬」の雑貨版だ。農村部では近所の個店や農協の販売所がなくなり、ちょっとした買い物に困っておられる高齢者が多い。それを少しでも解消できないかと考えた。

 今の金額昨今の物価高騰により、次回からは値上げせざるを得ないそうだが、トイレットペーパーやティッシュペーパーはほぼ原価で安く、うちの事務所でもかさばる買い物に行かなくても良くなって重宝している。

 あわせて、竹内薬品の営業マンが回る際「家の片づけを手伝ってほしい」「木を伐採したい」「スズメバチの巣を駆除したい」「車のタイヤ交換をしてほしい」「古い家の解体をしたい」「補聴器やメガネの調子が悪いので見てほしい」「自分や家族が介護保険サービスを利用したい」といった生活する上でのお困りごと「御用聞き」して、見積無料、サービスや商品は有料で、便利屋さんや自動車整備工場、大工さん、眼鏡店等の綾部あんしん登録企業を紹介するほか、京都府や綾部市への要望や苦情があれば、それは私たち議員が対応する仕組みを構築している。

 お問い合わせ竹内薬品㈱北京都営業所(福知山市駅南町1丁目)0120-299-852までご連絡ください。「置き雑貨」を利用する場合は「置き薬」を同時に置く必要がありますが、両方共に使わなければ無料ですので、災害時の「お守り」とでも考えて一度、ご検討ください。

 この事業を統括する「あやべMBTプロジェクト」の代表であり、いつでも説明しますので、遠慮なく、四方源太郎事務所(0773-43-1001)にもお問合せ下さい。

 また、あやべMBTプロジェクトが主宰する異業種交流会である「あやべMBTミーティング」を12月7日㈬19時半~、ディップジョティ(青野町 由良ビル1階)、会費4,000円(飲食費)で行います。どなたでもご参加できますので、お気軽にお申込み下さい。


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