私が長崎に帰省していることを知った、山岳部の同期の友人から突然電話があり、会いたいとおっしゃるので、急遽、私が長崎駅まで出かけることになりました。
最近は実家から長崎駅までは1時間で到着しますが、私が学生の頃は2時間ほどかかったために、私は下宿をして学生時代を過ごしました。実験が遅くまであり、家庭教師のアルバイトをしたり、休日は山登り・・と、忙しい学生時代でした。
長崎駅には、同期のYさんと後輩のMさんが出迎えて下さいました。Yさんとは卒後、1回だけ会ったきりで、本当に久しぶりでした。二人とも残念ながらご主人を亡くされて、今は山登りを楽しんでいらっしゃいます。
長崎港の傍を歩いていると、大きな豪華船が停泊していました。一瞬、ビルディングと勘違いしてしまいました。
船名を見ると、「Quantum of the Seas(クァンタム オブ ザ シーズ」と書かれており、全長348mで、全幅41mもあるそう・・・ロイヤル・カリビアンインターナショナルが運航するクルーズ客船で、4100名余を収容する世界最大の船のようです。こんな豪華客船に乗って旅行することは、これからもきっと無いでしょう。
お昼はちゃんぽんを食べたいと希望していましたので、新地中華街まで歩きましたが、祭日の連休とあって、どこも満員です。
どこのお店も混んでいましたので、中国人経営のそれほど大きくないお店に入り、久しぶりに本格的なちゃんぽんと餃子をご馳走していただきました。NHKのドラマでさだまさしの「ちゃんぽん食べたか」を見ていた時は、夫と一緒に無性にちゃんぽんを食べたくなっていました。
昼食後、場所を移してコーヒーとケーキをいただきながら、昔の思い出話で時間が過ぎ、私は15時のJRで帰ることにして、長崎駅に行ったところ、噂の「或る列車」がちょうど反対側に停まっていました。
JRKYUSYU SWEET TRAINで、JR九州が運航する観光列車とのこと。
全体がピカピカの金色です。妹から聞いたところによると、今年8月から運航が始まり、すぐに予約は満席になっているとのこと。また、長崎ー佐世保間を2万円で美味しいスイーツ付きフルコース料理をいただきながら乗車することができるようです。
中は良く見えませんでしたが、車内は豪華な装飾が施され、ドアーのガラスは美しいステンドグラスになっており、乗ってみたくなりました。