定年後の田舎暮らし

 定年後、神奈川県から北海道のニセコへ移住し、田舎暮らしを始めました。

山頂からのバックカントリー2)

2017-01-18 08:31:05 | スキー

 1月15日の朝は、予報に反して時折青空が見えるお天気になり、晴れ男のAさんに感謝です。

      

    我が家からヒラフスキー場へ車で向かう途中、羊蹄山が雲間に見えて、明るく光っていました。

     

          

    とりあえず最後の一人乗りリフトを上がって、ザックにスキー板を取りつけて、9時半頃、山頂へ向かって歩き出しました。ニセコアンヌプリの南峰と北峰の間の鞍部までは、ほぼ真っすぐに上るために大変でしたが、私はスキーも軽いため、20分ほどで鞍部まで到達し、そこから山頂へ向かって更に10分歩きました。

    上の写真は山頂へ向かう夫とSさんの後姿で、ザックにスキー板を取りつけて登ります。早朝のお天気は穏やかでしたが、残念ながらリフトに乗り出した途端、吹き飛ばされそうになるほど風も強く、視界が全く無くなり、最悪のコンディションになってしまいました。

           

            

              

     山頂直下の北斜面は、視界が悪くて体も吹き飛ばされそうで、夫はゴーグルが一瞬のうちに凍りついてしまい、いくらふきとっても何も見えなくなってしまい、仕方なく眼鏡だけで滑っていました。

     今年は雪不足であることは知っていましたが、山頂付近でさえも例年は雪をかぶった真っ白な雪原である場所が、あちこちブッシュが見えて雪不足のためアイスバーンになっている個所があり、驚きました。

     斜滑降気味でしばらく滑り下りるとやっと視界も良くなり、雪質もふわふわのコンディションです。藤村氏はカメラマンでもあり、私達の滑りを撮影して下さいました。が、まだ1週間ほどのちにいただけるので、私が数枚写した写真を載せました。コンパクトカメラでしたので、うまく撮れていません・・・

     

    ガイドの藤村さんはニセコアンヌプリ付近の雪の状態や地形をとてもよくご存じで、先に前方の雪面の状態を確認しながら、私達をガイドして下さいました、ちょうど12時ごろ林間コースの中で軽くランチタイムをしました。熱いミルクティで体が温まりました。

      

      樹林を通り抜けてニセコ東急ゴルフコースに出て、そこから花園スキー場へ戻り、ホット一息つきました。その後、花園第2リフトからオフピステを滑り下りて、14時ごろ最初のヒラフのスタート地点に戻って、バックカントリーを終了。二人とも初めての経験でしたので、とても楽しかったと喜んでいらっしゃいました。カナダでヘリスキーを経験されていたので、お二人ともとても上手な滑りでした。

      全員70歳代でしたので、藤村氏は「皆さん、とてもお元気でしたね。」と褒めていただきましたが、私達はさすがに疲れてしまいました(ーー;)。

      

     翌日の16日は広島・愛媛グループの5人が我が家に来訪され、食事会となりました。お刺身には今年初めて買い求めたニシンも加え、鮭のチャンチャン焼きもご馳走しました。大根とホタテのサラダ、蕗の煮物、大根のビール漬けなども好評でした。

     7人が集まると話題が尽きなく、時間を忘れてしまうほど話が盛り上がりました。また、来年もニセコスキーを楽しまれるようで、バックカントリーの参加者も増えそうです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山頂からのバックカントリー1)準備

2017-01-18 08:24:20 | スキー

 15日はHさん、Aさんの希望で、私達と一緒に山頂から麓まで滑り下りるバックカントリーの予定になっていました。

    

      

           

     山頂から私達は1度だけ、北斜面を滑り下りた経験はありましたが、天候が悪くなったり、雪崩などの現象も生じることもありますので、今回は専門のバックカントリーのガイドをされている「雪道楽」の藤村氏にガイドをお願いすることにしました。

     そこで前日の14日の夕方、藤村氏にお会いしてコースの説明やバックカントリー雪崩対策の3種の神器と言われる(ビーコン・スコップ・プローブ)の説明を聞いてきました。万一雪崩に遭った時の対応が出来るように、バックカントリースキーをする場合はこれらの道具を持って行くことが義務付けられていますので、私達はレンタルで借りることにしました。

     スコップは2つに分かれていて、プローブは折りたたみ式で3mの長さがあり、埋もれた人をビーコンで探して、プローブで刺しながら見つけ出すことができます。

     

        

           

      特にビーコンは初めてで、操作方法の実習講義がありました。最近はだいぶ機能が良くなり、操作法も易しくなってきているようですが、かなり高価(50000円ほど)です。10mくらい埋まっていても、信号は届くようでした。-7℃の雪降る中で、震えながら動作確認をしました。

      Aさんは幅広のスキーをレンタルしていました。翌日の天気予報は残念ながら一日中雪マークになっていました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする