1月15日の朝は、予報に反して時折青空が見えるお天気になり、晴れ男のAさんに感謝です。
我が家からヒラフスキー場へ車で向かう途中、羊蹄山が雲間に見えて、明るく光っていました。
とりあえず最後の一人乗りリフトを上がって、ザックにスキー板を取りつけて、9時半頃、山頂へ向かって歩き出しました。ニセコアンヌプリの南峰と北峰の間の鞍部までは、ほぼ真っすぐに上るために大変でしたが、私はスキーも軽いため、20分ほどで鞍部まで到達し、そこから山頂へ向かって更に10分歩きました。
上の写真は山頂へ向かう夫とSさんの後姿で、ザックにスキー板を取りつけて登ります。早朝のお天気は穏やかでしたが、残念ながらリフトに乗り出した途端、吹き飛ばされそうになるほど風も強く、視界が全く無くなり、最悪のコンディションになってしまいました。
山頂直下の北斜面は、視界が悪くて体も吹き飛ばされそうで、夫はゴーグルが一瞬のうちに凍りついてしまい、いくらふきとっても何も見えなくなってしまい、仕方なく眼鏡だけで滑っていました。
今年は雪不足であることは知っていましたが、山頂付近でさえも例年は雪をかぶった真っ白な雪原である場所が、あちこちブッシュが見えて雪不足のためアイスバーンになっている個所があり、驚きました。
斜滑降気味でしばらく滑り下りるとやっと視界も良くなり、雪質もふわふわのコンディションです。藤村氏はカメラマンでもあり、私達の滑りを撮影して下さいました。が、まだ1週間ほどのちにいただけるので、私が数枚写した写真を載せました。コンパクトカメラでしたので、うまく撮れていません・・・
ガイドの藤村さんはニセコアンヌプリ付近の雪の状態や地形をとてもよくご存じで、先に前方の雪面の状態を確認しながら、私達をガイドして下さいました、ちょうど12時ごろ林間コースの中で軽くランチタイムをしました。熱いミルクティで体が温まりました。
樹林を通り抜けてニセコ東急ゴルフコースに出て、そこから花園スキー場へ戻り、ホット一息つきました。その後、花園第2リフトからオフピステを滑り下りて、14時ごろ最初のヒラフのスタート地点に戻って、バックカントリーを終了。二人とも初めての経験でしたので、とても楽しかったと喜んでいらっしゃいました。カナダでヘリスキーを経験されていたので、お二人ともとても上手な滑りでした。
全員70歳代でしたので、藤村氏は「皆さん、とてもお元気でしたね。」と褒めていただきましたが、私達はさすがに疲れてしまいました(ーー;)。
翌日の16日は広島・愛媛グループの5人が我が家に来訪され、食事会となりました。お刺身には今年初めて買い求めたニシンも加え、鮭のチャンチャン焼きもご馳走しました。大根とホタテのサラダ、蕗の煮物、大根のビール漬けなども好評でした。
7人が集まると話題が尽きなく、時間を忘れてしまうほど話が盛り上がりました。また、来年もニセコスキーを楽しまれるようで、バックカントリーの参加者も増えそうです。