最後のリフトを下りたところで、私達はそのまま急斜面を滑り、少し外れて「藤原の沢」に行ってみました。
長い斜滑降を終えて、花園第3リフト方面を見ると、羊蹄山が見えていました。そこから沢へ下りて行くわけですが、今年の雪不足がここにも見えていて、あちこちブッシュが残って、雪の量が少ないためボーダーにコースはかなり荒らされていて、大きな雪の波を超えて滑らなければならないくらいで、出口まで下りて行くのが大変でした。
花園第3リフトをもう一度上がって、ヒラフスキー場の方へ行ってみると、湧き出た雲が流れて羊蹄山が見え隠れしていました。昔使っていたリフトや電波塔には雪が凍りついていました。
そこで、「こんにちは!△△さんですか?」と私達に向かって挨拶をする人がいました。どなたかわからなくて「どなたですか?」と、尋ねると、ゴーグルを外して「兵庫のIです。」 と、言われ、とても驚かされました。2年前にドロミテスキーツアーで御一緒したIさんだったのです。私のウエアーで気がつかれたようでした。
こんなところで出会うなんて・・・世間は狭いものです。考えてみると、2年前のスキーツアーに参加した11名のうちYさんはお亡くなりになられたものの、今年のニセコスキーで御一緒した方は12月に一緒に滑ったMさん、Y夫人、広島・愛媛のスキーグループのSさんAさん、Aさん、今日のIさんと我々夫婦を会わせると、何と8名が集まったことになりました。ビックリです。