ヤチブキの傍まで下りて行くには、細い雪の道を下りていかなければなりません。もしかして花が咲いているかも?と期待して、深みにはまらない様に慎重に下りて行きました。
毎年この辺はヤチブキの群生でいっぱいに広がっているのですが、まだ、周囲には雪が残っているため、日あたりの良い場所にだけ一部、葉が出ていました。
小さな蕾をつけているのが見られましたが、その中に1株だけ黄金色の花を見つけ、アップで撮ってみました。
水辺のフキノトウは、道傍で見つけたものとは異なり、一段と美しく見えました。
「ヤチブキ」は「エゾノリュウキンカ」と名つけられていますが、一般には葉の形が蕗に似ていることから、「ヤチブキ」として親しまれ、その葉っぱはアクが無くて柔らかです。さっそく、少しだけ切り取って持ち帰り、湯がいてかつおぶしをかけ、ポン酢醤油に山ワサビを効かせて、春の味を愉しみました。