室蘭港を後にして伊達方面に戻り、さらに20分ほどで洞爺湖に着きました。湖の南東に位置するところの細い上り坂を上がって行くと、壮瞥公園に到着しました。
昨年の今頃にもここへ来たことがありましたが、小高い丘の斜面に300本もの梅の木が植えられており、洞爺湖を一望することができる景観スポットです。
有珠山や昭和新山がすぐ近くに見えていましたが、この日はお天気も良くて、羊蹄山がくっきりと見えていましたので、嬉しくなりました。
梅の花はまだ7分咲きといったところでしたが、桜は満開で緑の若葉も萌えていました。
望遠のマクロレンズで梅の花をアップで写してみました。桜とはまた異なった表情を見せて、しっとりと咲いている感じでした。
桜の木々の中にこぶしの花も咲いていました。そのそばで何やら一生懸命木をつついている小鳥がいて、よく見ると子供のアカゲラのようでした。穴を開けるまでには相当時間がかかることでしょう。
あと1時間余り待っていると、太陽が山影に沈んで湖が染まってくるのではないかと思われましたが、出発してからかなりの時間が経ってしまいましたので、帰途に就くことにしました。