10月14日6時過ぎに家を出発し、以前から予定していた紅葉を求める旅にでました。天気予報では曇りのち雨で心配でしたが、札幌方面に行くので晴れることを期待して・・・・
家を出てすぐの羊蹄山を望むいつもの場所までくると、ちょうど朝陽が昇っているところでした。
羊蹄山の左方から次第に朝陽が昇って、ビート(甜菜)畑を照らしていました。雲間から何とか陽がさしていて、何かを期待できるような荘厳な景色でした。
喜茂別から新千歳方面へ向かう道路をひたすら走り、8時半に支笏湖畔のモラップキャンプ場へ到着。
広いキャンプ場からは支笏湖が一望でき、北岸にこれから向かう恵庭渓谷の傍の恵庭岳(1320m)がそびえていました。活火山で岩肌が脆くて現在は山頂までは登山できないとのことです。
恵庭岳はアイヌ語の「エエンイワ(頭が尖っている山)」が由来とのこと。夫からこの山は1972年に開催された札幌冬季オリンピックの時のスキーの滑降競技になったところだと聞いて、調べてみました。
8合目から麓まで設定されたコース上に、ロープウエイやリフトなども設置されたそうですが、ここは国立公園であるため、自然保護のために使用後は現状復元されたとのこと。ここまでしてオリンピックを開催したかったのでしょうか?
キャンプ場から一走りして、観光の拠点になっている支笏湖湖畔に立ち寄り、風不死岳と左側の樽前山を撮影。湖畔の木々はまだ紅葉シーズンには早すぎたようで、白樺が黄色みを帯びていました。
支笏湖は透明度が高く、日本最北の不凍湖です。最大水深は360mで水の青さに驚かされます。対岸の方まで車で進むと、日本の秘湯で有名な「丸駒温泉旅館」があり。10年ほど前に温泉に入ったことがあります。
丸駒温泉旅館への分岐点を右にターンして道央自動車道の453号線を上って恵庭岳公園線の117号線に入り、しばらくすると次の目的地の恵庭渓谷に8時半に到着しました。