定年後の田舎暮らし

 定年後、神奈川県から北海道のニセコへ移住し、田舎暮らしを始めました。

夏の花1) 小さな花達

2011-07-02 06:32:45 | Weblog

 昨日より7月に入りましたので、夏の花シリーズです。

 裏庭の方には多年草の花がたくさん咲いていますが、その中のひとつ「赤い苺の花」です。実はなりませんが、かわいらしい花です。

 ビオラは花が小さくてどんどん広がっていくので大好きな花です。

 クモマグサの花で、小さなツリガネソウのようです。

 これは野菜ですが、小さなネギボウズです。こうして見るとほんのりとして優しい花ですね。

 バーベナは真っ赤な色とこの色が次々に咲いています。

 「都忘れ」も毎年元気に咲いてくれます。日陰に並んでいますが、お日様に向かって一定の方向を向いて可憐に咲いています。

 夫が持っている歌の本に「いかにして 契りおきなむ白菊を 都忘れと 名づくるも憂し」というのがあります。

 

 承久の変後、佐渡に流された順徳上皇が、配所で詠まれたと伝わる歌です。この歌に因み、この花は「都忘れ」と言われるようになったと言うのだそうです。この花の名付け親である順徳上皇は、心ならずも、配流の身になったのですが、やはり、都が恋しかったのでしょうか?

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニセアカシアの花

2011-07-01 06:54:08 | Weblog

倶知安町の友人から、「ニセアカシアの花を油で揚げるととても美味しいですよ!」と教えてもらいました。

 私の住まいの近くではニセアカシアの花を見かけていませんでしたので、周辺を探してみました。

 すると、今の時期、倶知安町からニセコ町のあちこちで、ニセアカシアの花が咲いていました。この写真は福井のゴルフ場の近くで見つけたものですが、とても大きな木に白い花が満開に咲いていました。

 アップで撮ってみました。丁度萩の花の様に白い房がぶら下がっています。近づくと一面に甘い香りが漂っていました。パソコンで検索してみるとアカシアの葉と花とは全く異なっていました。アカシアと聞くと、昔聞いた「アカシアの雨に打たれて・・・・」という西田佐知子の歌を思い出します。

 天ぷらが美味しいと聞きましたので、お花を採って持ち帰りました。良く見ると、花には少し色がついているものもあるようです。

 早速、夕食に天ぷらにしてみました。薄く衣をつけて油に浮かすと、葡萄の房のように花が広がって、食べるとほのかに甘い香りがして、サクサクとしてとても美味です。もう少し軽く色がつく程度に揚げた方が良いそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする