定年後の田舎暮らし

 定年後、神奈川県から北海道のニセコへ移住し、田舎暮らしを始めました。

長崎から諫早を経てニセコへ

2019-06-06 08:11:14 | 旅行

 実家へ到着し3泊して、その間、母がお世話になっているグループホームに行ってきました。100歳になる母は、何とか食事は摂れているものの、あまり食欲が無いのが心配です。私の顔を見ても反応がなく、名前も出てきませんが、安らかな顔をしていました。もう少し頑張って欲しいものです。

 私が帰った来たので、19日の日曜日は父の25回忌をすることになり、嬉野のお寺に行き法事を行いました。33回忌まで私が元気でいられるかわかりません・・・・嬉野はお茶の産地で、ちょうど新茶が出ていましたので、買って帰りました。

  

      

  5月20日、大学山岳部OB会のMさんを訪ねて、諫早に出かけました。Mさんは写真に関しては大変造詣が深く、セミプロの腕前で、ご自分で写真集を何冊も作っていらっしゃいます。そこで、写真に関していろいろと教えていただき、写真集を作成する方法などについてもお聞きしたいと思って、夫と訪ねることにしたのです。

  私でも簡単にできそうな作成方法を教えていただき、大変勉強になりました。帰る途中、諌早公園内にある「眼鏡橋」を見てきました。日本初の国指定重要文化財の石橋で、永久不滅の石橋と言われています。

  長崎の眼鏡橋のほぼ2倍の長さで、2800個もの石が架橋に用いられているそうです。先の諫早の大水害後に本明川から移設されています。つつじの花がきれいでした。

   

     

       

   5月21日のニセコに戻る日、地元のJRの駅で待っていると、小学生が列を作って登校している光景を目にしました。高学年性が一番前で、必ずグループで登校しているようで、ほほえましく感じました。

    

  博多駅で地下鉄に乗り換えて福岡空港へ着くと、福岡在住で山岳部OBのNさんが、わざわざ空港に来てくださっていました。毎年ニセコスキー合宿に参加されている方ですが、ありがたいことです。

  10日ぶりにニセコに戻りましたが、車から若葉が美しく見えて、長崎とはかなり気温差を感じました。

  たくさんの友人たちと交流を深めることができ、母にも会えて、思い出深い旅行となりました。長い間旅行の報告にお付き合いいただき、ありがとうございました!

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四国~九州への旅8)長崎へ

2019-06-05 07:58:06 | 旅行

 翌日熊本を後にして新幹線に乗り、JRを2回ほど乗り換えて、我が家の菩提寺があるお寺に行き、お墓参りをしました。夫は長男なのでお墓を守らなければならないのですが、遠距離のため、なかなかお寺参りができずにご無沙汰をしておりました。

 

        

 最寄りの駅、佐賀県唐津線の小城駅は、明治時代に建てられた国有形文化財に指定されており、依然見たことはなかったピアノが置いてあり、自由に引くことができるようでした。ヨーロッパでこのような駅を見たことがありましたが、なかなかいいものです。オランダと関係があるようで、時々演奏会やイベントが開催されているとか・・・

  

     

       

  この日は佐世保に住んでいる妹夫妻の家に宿泊。翌日は妹が実家まで送ってくれました。途中焼き物で有名な「波佐見焼」のお店や展示場を廻ってくれました。

  前回波佐見に来た時に購入した刺身醤油入れを2個と、桜窯というところの焼き魚などに使用するお皿を買いました。波佐見焼は近年若い陶芸家たちの活躍があり、人気が出てきているようでした。欲しいものがたくさんあったのですが・・・

  

  

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四国~九州への旅7)熊本

2019-06-04 10:37:00 | 旅行

 5月16日、義妹のKさんが車で福山まで送って下さり、いよいよ新幹線に乗って熊本へ。前もってJR西日本5489サービスを得るために、J-WESTカード会員になっていましたので、料金が少し安くなりました。

 

 熊本駅に到着後タクシーでホテルキャッスルまで行くと、スキー友のHさんが待っていてくださいました。Hさんは86歳になられますがとてもお元気で、長年カナダスキーを愉しまれて、最近はニセコや富良野でスキーをされており、私達とのおつきあいが始まりました。

 若いころから大変な努力をされて、今では息子さん達と中華料理、イタリアン、スイーツのレストランを経営されていらっしゃいます。繁華街をすたすたと歩いてお店を紹介していただきました。

  

    

   スイーツの店では高級なチョコレートを試食させていただきました。

     

   奥の中庭はガーデンテラスとなっており、さらにその奥に中華のレストランがありました。

  

    

        

  熊本城は平成28年の熊本地震で大きな被害を受け、復旧に向けて工事が行われていました。

  石垣の崩落はいたたましくなるほどの規模で、大きな石がごろごろと転がっていました。安土桃山時代から江戸時代の城で、築城の名手と言われた加藤清正が、堅牢な造りにしていたという。

   

      

        

   城内には銀杏城の由来となった、加藤清正お手植えの大イチョウが残されていました。この銀杏も西南戦争で天守閣や本御殿とともに焼け出されとそうですが、脇芽が育って今に残っているとのこと。天守閣の一日も早い早期復旧が望まれます。

    

      

  夕食は別の雰囲気のあるレストランで、本格的な中華料理でおもてなしをしてくださいました。特に豚の角煮をお饅頭に包んでいただく料理は、絶品でした!

 

 

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四国~九州への旅6)尾道千光寺

2019-06-03 08:15:22 | 旅行

 Sさんに尾道まで車で送っていただき、そこで夫の姉妹に会いました。上の義姉は向島に、2番目の義姉は尾道市街に、義妹は岩子島に住んでいます。尾道を訪れたのは久しぶりでした。3人ともに後期高齢者以上ですが、とてもお元気です。

   

  義妹は岩子島に住んでいますが、岩子島大橋がかかったために流通が便利になったようです。

  義妹が車を運転するため、あちこち案内していただきました。

 

   

      

        

          

   大宝山権現院千光寺は、標高140mの尾道港を一望する大宝山の中腹にあり、806年弘法大使の開基で創設された寺院です。

   車でも登れますが、ロープウエイも利用できます。私たちは車で上ったので、石畳の道を少し歩きました。春は桜並木がとても美しい所のようです。尾道市街と、対岸の向島の間の海峡「尾道水道」を見渡せるビューポイントとなっています。

 新向島大橋がよく見えていました。向島に住んでいる義姉は、通常は車に乗って尾道水道の渡り船(200円)を利用しているようです。

  

     

  しばらく歩いていると大きな岩がありました。「鼓岩」と呼ばれており、岩をたたくと、ポンポンと鼓のような音がしました。

   

     

       

  

         

   急な坂を下りていくと、千光寺の本堂が見えてきました。外国の観光客が、興味深げに話しを聞いていました。

    

          

   曲がりくねった松の木や、岩の中に入り込んだ松の根など、珍しいものがたくさんありました。

   

        

    岩に彫り込んだ古歌もありました  

        

           

   尾道の街の中にある林芙美子像ですが、放浪記の中で千光寺のことを書いているそうです。

  義姉や義妹、義姉の娘さん夫婦が集まって下さり、「かけはし」という料理店で、ごちそうしていただきました。新鮮で美味しいものばかりでしたが、初めに出た「オコゼのお刺身」は珍しく、歯ごたえがありました。

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三島さんちの芝桜

2019-06-03 08:13:09 | ニセコ周辺

 少し前になりますが、5月24日、今年も三島さんちの芝桜を見に行ってきました。

  

    

      

        

   今年も見事な咲かせようです!隙間なく色鮮やかによく手入れが行き届いています。個人の家の芝桜で、今までは介護施設のミニバスが来る程度でしたが、今年は大型バスが数台も新しくできた駐車場に停まっていて、行列ができていました。中国人らしき観光客もいました。

   駐車場付近にはテントの店が並んで、お土産物や食べ物などが売られていました。昨年はきれいに咲いていた菜の花が、今年は元気よく育たなかったそうです。

   我が家の芝桜畑には、あちこちと草が茂って草取りが追いつきません( 一一)。

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四国~九州への旅5)大山祇神社

2019-06-02 06:53:24 | 旅行

 餃子を食べ終えて、私たちは福山から参加されたSさんの車で、いよいよ「しまなみ海道」に入りました。

   

  今治から瀬戸内海のいくつもの島をつないだ橋を渡って行くことになります。

 

   

     

 大山祇(おおやまずみ)神社は今治市大三島町にある神社で、全国にある山祇神社の総本山です。創建は推古天皇(594年)と言われています。国宝や重要文化財の指定を受けた日本の甲冑の約4割が、この神社に集まっているそうです。

 「一生に一度の願いは三年続けてお参りすれば、どんな願いもかなえてくれる野沢の山の神様」として古くから信仰の対象となっていました。私もお参りしたのですが、三年は続けられそうにありません・・・

   

     

       

   こんもりとした木々に囲まれた静かな場所でしたが、その中に根回り120㎝もの楠の巨木がありました。樹齢3000年という「おちのみこと御手植え」の楠の木で、天然記念物に指定されていました。かなり腐朽が進んでいるようです。

   

  山の神、海の神、戦いの神として歴代の朝廷や武将から尊崇を集めた神社で、日本の有名なお酒の樽が並んでいました。

  神社内の紫陽殿と国宝館に入ってみました。入館料が1000円と高いのですが、それだけの価値はありました。源氏、平氏などの多くの武将の武具が奉納されており、源頼朝や義経の鎧もありました。国宝8件、重要文化財76件が公開されているとのことでした。 

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白馬現れる

2019-06-02 06:50:23 | 別荘周辺

やっとニセコ周辺も30度を超える暑さになってきました。

  

     

   これは5月26日に写したものですが、ワイスに白い馬がくっきりと現れてきました。

   

     

  我が家の庭も芝桜が咲き、八重のヤマブキやシャクナゲが咲いて、初夏の訪れを感じます。

   

        

  白い馬が現れると野菜を植えても良いといわれています。鶯は1か月ほど前から鳴いているものの、カッコウはまだ鳴き声が聞こえません。

  野菜(きゅうり、トマト、ナス、ピーマンやしし唐、オクラ、大葉、カボチャ)の植え付けをやっと終え、サニーレタス、レタス、インゲン、枝豆、小松菜、蕪などの種蒔きも終わりました。これで一安心です。今年は旅行などで遅くなってしまいましたが、時々気温が下がっているので、これでよかったと思います。

   

       

   コープでラッキョウが売られていましたので、1.5㎏ほど購入して、定番の甘酢漬けと、赤ワイン漬けを作ってみました。お店で売られているラッキョウ漬けは、あまり美味しくありません。

  

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四国~九州への旅4)今治城

2019-06-01 07:28:32 | 旅行

 5月14日。美味しい朝食を食べてからS夫妻がしまなみ海道を一望できる場所まで連れて行って下さいました。

    

      

   来島海峡に架かっている大橋は、さすがに大きいものでした。眺めのいい場所で美味しいコーヒーをいただきました。空気も美味しくホッとできる場所です。

  

     

       

         

  今治城はお堀に海水を引き入れた日本三大水城の一つで、1602年から藤堂高虎によって築城されたそうです。三重の堀に海水を引き入れた構造になっていて、現在でもお堀の中にいろいろな海の魚が入ってくるとか・・・

  二の丸の鉄御門から中に入りますが、敷き詰められた石垣の中に、ビックリするような大きな石がありました。どんな方法で運んだのでしょうか?

    

      

  すぐ目に付くのは藤堂高虎の像です。その奥にお城がそびえていました。現在の天守は1980年に鉄筋コンクリートで建てられたもののようです。中は資料館になっていて、武具や絵図、刀、やり、書画、写真などが展示されていました。

   

     

 一番上の天守からは、来島海峡大橋、石鎚連山、市街地を一望でき、素晴らしい眺望です。

  

  今治の道の駅「さいさいきて屋」は国道196号線に面して立地しており、直売店の売り場面積は日本一で、地元産の野菜、果実、肉類や魚介類などが安く売られているようです。隣接した彩彩食堂は地元産が使われてとても安いと聞いています。

   

       私達を案内してくださったS夫妻は、実は今治で老舗の餃子専門店「白雅」を経営されており、ここの餃子を是非食べたいというのが目的でした。お昼に時間を合わせて共栄町のお店へ。

   餃子はすべて手造りで、冷凍は絶対にしないため、無くなったらお店を閉めるそうです。ミシェランの星をもらった名店です。Sさんの手の指は大きく曲がって変形してしまい、元に戻らないとか・・・今は息子さんの代になっているそうでした。

  まず定番の焼き餃子をいただきましたが、もちもち感のある皮にびっくりでした!水餃子も注文があってから作るというこだわりようで、とても美味でした。最後にいただいたラーメンは、さっぱりとしてコクがあるスープで、味に深みがありました。是非、行って欲しい場所です。

  

 

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