もうすぐ60歳、還暦だ。まだ髪も黒々、ちょっと薄くは
なったが、肌もツヤツヤ。60歳という気がしない。
人並に就職して、結婚して、子供もできて、会社が倒産して
くれたおかげで、家族とも縁を切って自由の身。好きな虚無
僧となって10年。社会から逃避しては食べていけないから、
マスコミにも乗り、支援者も増え、なんとか食べていける
までになった。今が生涯一番の幸せである。
自分の生きてきた証を留めたくて、本を出そうと思っていたら、
虚無僧研究会の会報「一音成仏」に連載してもらった。
もっと社会一般向けにと思ったら、高梨耕一郎氏が、講談社
から「京都風の葬送」を出版し、私の虚無僧への思いのたけを
存外盛り込んでくれた。
テレビで全国に知られたいと思ったら、NHKが2回も取材
放映してくれた。FM放送は7回になる。
プロモーションビデオを作りたいと思ったら、原田泰地君が
制作して、このほど送ってくれた。
何もかも思った通りに実現してきた。何不自由ない、何ひとつ
不満はない。しいて言えば、愛知県警の間抜けさが不満なだけ。
世のため人のため、愛知県警と戦う虚無僧一路でござる、と
力んでみても、もうバカバカしくなってきた。バカを相手に
ムキになれば、こちらもバカに染まる。
で、次なる目標を見失っている。
虚無僧は、日々無心、虚心坦懐に生きればいいか、と思って
いたら、有名書家の色紙「無心」が贈られてきた。
「日々是好日」の看板もいただいた。
天蓋がボロボロになってきたら、久留宮さんが新しいのを
買ってくれた。
もうもう幸せこれに過ぎる。いいのかな、こんなこと書いて、
ねたまれないかな。
要するにすべてを捨てきると、何でも思いのまま欲しい物が
自然とはいる不思議を体験している。
世の中うまく回らないと悩んでいる人、虚無僧になってみたら?
虚無僧こそ最高の生き方なのです。
なったが、肌もツヤツヤ。60歳という気がしない。
人並に就職して、結婚して、子供もできて、会社が倒産して
くれたおかげで、家族とも縁を切って自由の身。好きな虚無
僧となって10年。社会から逃避しては食べていけないから、
マスコミにも乗り、支援者も増え、なんとか食べていける
までになった。今が生涯一番の幸せである。
自分の生きてきた証を留めたくて、本を出そうと思っていたら、
虚無僧研究会の会報「一音成仏」に連載してもらった。
もっと社会一般向けにと思ったら、高梨耕一郎氏が、講談社
から「京都風の葬送」を出版し、私の虚無僧への思いのたけを
存外盛り込んでくれた。
テレビで全国に知られたいと思ったら、NHKが2回も取材
放映してくれた。FM放送は7回になる。
プロモーションビデオを作りたいと思ったら、原田泰地君が
制作して、このほど送ってくれた。
何もかも思った通りに実現してきた。何不自由ない、何ひとつ
不満はない。しいて言えば、愛知県警の間抜けさが不満なだけ。
世のため人のため、愛知県警と戦う虚無僧一路でござる、と
力んでみても、もうバカバカしくなってきた。バカを相手に
ムキになれば、こちらもバカに染まる。
で、次なる目標を見失っている。
虚無僧は、日々無心、虚心坦懐に生きればいいか、と思って
いたら、有名書家の色紙「無心」が贈られてきた。
「日々是好日」の看板もいただいた。
天蓋がボロボロになってきたら、久留宮さんが新しいのを
買ってくれた。
もうもう幸せこれに過ぎる。いいのかな、こんなこと書いて、
ねたまれないかな。
要するにすべてを捨てきると、何でも思いのまま欲しい物が
自然とはいる不思議を体験している。
世の中うまく回らないと悩んでいる人、虚無僧になってみたら?
虚無僧こそ最高の生き方なのです。