現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

祭日は10代ばかり

2007-09-17 22:20:47 | 虚無僧日記
午後4時、名駅にくり出す。通行人は圧倒的にティーンエイジャー
が多い。派手な格好をしているが、よくみると中学・高校生か。

今日のような日は、若者に虚無僧を見せるのが目的で、お布施は
期待できない。ようやく子供連れの母親とおばあさんの3人連れが
通り過ぎ、おばあさんに言われたか、小学生の男の子が走り寄って
きて、10円を差し出す。
はるか向こうで、おばあさんが微笑ましく見ている。おばあさんの
方にも礼をして、10円をうやうやしくいだだく。

この後、ひたすら待つこと3時間、若いカップルが近づいてきて
入れてくれた。本当にまじめそうなやさしい二人だつた。心から
祝福を。

その1時間後、また若いカップルが、一人ずつチヤリーン。
やっとこれで地下鉄で帰れる。ありがとう

ギター侍

2007-09-17 22:02:30 | 虚無僧日記
名駅前を虚無僧姿で歩いていたら、小学生の男の子が
「あっ、ギター侍だ!」だと。
なるほど、今日のいでたちは、藍染めの着物だったからか。

地下鉄の改札口内のベンチでちょっと一休みしていたら、
ド派手な名古屋お嬢がトコトコ近づいてきた。おや珍しい、
一瞬ドギマギ。私の横にバッグを置いて中をゴソゴソ。
さぞかし、財布を出して・・・と思いきや、「あっ有った!」と、
つかつか改札口へ。
なんだ切符を探していたのだ、ザンネン! がちょーん。

野田学区の敬老会に

2007-09-17 14:46:05 | Weblog
9/17今日が「敬老の」らしい。せっかく9/15と定着したのに
第3日曜日の翌日となったそうな。毎年あちこちから依頼が
くるが、今年は中川区の野田小学校の『敬老会』に呼ばれた。
金山音楽プラザでの「シャンソンとのコラボ」を聴いたという
坪井直樹さんからの依頼だ。この坪井さんが、9/2中川文化の
時の坪井さんの義兄とは、名古屋は狭い。

さて、77歳以上のお年寄り約120名。中川区長以下、一柳中学
校長、地元消防団の方、区政協力委員の面々が集う。
午前10~12時。来賓の挨拶に続いて、踊りの披露。そして
尺八。虚無僧姿で出て行って、最後はアロハに変身して、
「見上げてごらん夜の星を」を林鈴花のフラダンス入りで
吹奏。内容的にはまぁまぁだったと思うが、なにせ、学校の
体育館は冷房がない。私も珍しく、汗が額からしたたり落ちる。
二時間じっと座わらされているお年寄りにとっては、苦痛では
なかったか。音響も悪い。ボリュームが大きすぎて、セーブしな
がらの吹奏となった。こういう悪い条件では、プロはやらない
というが、ほんとに、どう受け止められたか、不安である。
何ごとも、キッチリよりほどほどが良い。

琵琶の林旭紅さんと

2007-09-17 14:27:45 | 一休と虚無僧
9/16は、天白区植田山コープで、1時間半のライブ。
作曲家の高橋先生が主催する定期コンサート。
久しぶりに「一休」をテーマにやらせてもらうこととし、
筑前琵琶の林旭紅さんに「平家物語」の「祇王の段」を
お願いした。
一休はこの「祇王」の段を聴いて、悟りを得るのだ。
祇王は平清盛の寵愛を受けながら、ライバル仏御前の
ために宿下がりとなり、嵯峨のに隠棲する。仏御前も、
いずれはわが身と悟って、祇王のもとを訪れ、祇王と
妹、母親、そして仏御前の四人が、仲良く御仏に仕えて
生涯を送ったという、嵯峨野の祇王寺の故事である。

一休は、祇王に母の姿を合せ見たのであろうか。そして
「洞山三頓棒」の公案を解く。それは「人はどこから来て、
どこへ行くのか」の命題であった。

そんな話をしながら、あとはこだわりを捨てれば、世界が
広がるのだ、と云う展開で、尺八でいろいろな曲を吹奏。
コーラスの先生や、改田三恵さんのピアノの協力も得て、
「千の風になって」を皆で歌ってもらい、まずまず成功。

胡弓の石田音人さんも家族でみえ、加藤護さんも聞きに
来てくださった。こういう会はホンとに楽しい。

敬老会でやる曲は?

2007-09-17 07:36:23 | Weblog
65歳以上2,744万人、5人に1人。
80歳以上 700万人、100歳以上3万人。

15.16.17と3日連続敬老に呼ばれている。
今日は、中川区の野田学区。
何をやろうか、毎朝準備で大忙し。

敬老会→けえろかな→夕焼けこやけ(カラスと一緒に帰ろかな)
これからは、毎年入れ歯100万個が売れる。
海外旅行150万人 ハワイには歯医者さんがいない?歯はいい
「見上げてごらん」でフラダンス。
動悸めまいには、桜の花を白湯に浮かべて、(同期の桜)

いろいろギャグを考えるのだが、高齢者には通じない時もある。
あるフォークグループが老人ホーム慰問で、一番乗ってきたとき、
ベッドで寝かせられていたお年寄りから「ちょっと静かにしてくれんか」
と怒鳴られたとか。

相手を見て、場の雰囲気を作って、アドリブが要求される修行の場だ。