現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

心やすらかに

2007-09-26 00:06:27 | 虚無僧日記
心安らかに過ごしたいと願っているのだが、「人と人の
間でもまれる」という通り、いろいろ試練がやってくる。
嵐は身内からやって来た。親戚から、たまたま私のブログ
を見て「プライバシーに関わることは書かれて困る」との
クレームがはいり、それを知った母が卒倒せんばかりに驚き、
嘆き悲しみ、涙ながらに、ブログを全部抹消するよう懇請
してきたのだ。指摘のあった記事は即、全部消去したが、
このブログを全部閉鎖することには抵抗ある。

生きるために自分の存在をPRしたい私だが、ひっそりと、
目立たず過ごしたい人にとっては、私のブログは、波風立
てる元となっていることを知る。

出家とは家を捨てることだが、親子の縁は切れず、老いて
独り離れて暮らす母に、心配かける親不幸の数々、悔いて
もいかにせん。
虚無僧は、親戚中の恥さらしなのか。「もっとプライドの
持てる生き方をしてくれ」といわれるが、私は日本一の
虚無僧との誇りをもっている。

団塊の世代が、会社人間を辞めたとたん、肩書きも通用せず、
生きがいを見失っている人が多いという中で、私は決して
“負け組”とは思っていない。金は無くとも、心の豊かさは
誰にも負けない誇りがある。

それは、肩書きも地位も名誉も無くとも、未来永劫生き続ける
命を得た一休の禅なのだ。

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