現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

越後獅子と六段の調べ

2007-09-28 03:45:48 | Weblog
午前中は、津から大森さんがみえ「越後獅子」の練習。
今日は、楽譜のチェック。地歌は、九州系、大坂系、
東京(宮城譜)で違うので、いちいち楽譜の突合せが必要
なのだ。大森さんは、すでに全曲暗譜している。あとは
メリハリ、歌詞をどう表現するかだ。何を歌っているか
意味不明の邦楽ではなく、美空ひばりの「越後獅子」を
イメージするような、わかりやすい地歌「越後獅子」に
したいと思っている。
11月10日「第6回一路会」での発表が楽しみだ。

午後は、梶田昌艶社中と「六段の調べ」の合奏練習。
こちらは10月13日(土)の「朝日邦楽」(中電ホール)での
発表。梶田先生も、いつも斬新なことを考えている。
「六段」は、初心者の手ほどきの曲と思われがちだが、
「六段に始まり六段に終わる」と云われるくらい、奥が
深い。永遠のテーマだ。本来、筝の独奏曲だが、今回は
十七絃、三絃、尺八二部、歌二重奏を入れて「運命」の
ような響きを出したいとの試み。筝は、もう全員暗譜し
ているが、私の尺八低音部はまだ完成していない。今日
の練習で、ようやくイメージがつかめた。

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心を静める尺八の音

2007-09-28 03:44:29 | 虚無僧日記
「今日一日、腹を立てず、不足の思いをいたしません」と
毎朝誓っても、人と接すると、いろいろ腹立つことも出て
くる。それをいかにして鎮めるか。それが人間修行だ。

短気ですぐ激高する私だが、歳のせいもあって、だいぶ
腹を立てなくなった。毎日、街頭で尺八を吹いていると
心静まる。尺八は、腹を立てていたり、イライラな気持
では吹けない。心静める楽器だ。虚無僧の修行は“怒り
の心”を鎮めるに最適。

怒りだけでない。物を欲しいとねだる物欲も無くなる。
何もいらない。食欲も無くなる。一日一食で足りる。

目の前で、2、3人の若い女性がしゃがみこんで話を
始めた。ロウウエストのジーンズだから、お尻が半ケツ
状態。割れ目が半分も露出している。色白のぽっちゃり
尻をたっぷり拝ませていただいたが、ムラムラしてこな
かった。もう歳か。虚無僧の格好をしているだけで、
平常心を保てることに気づかされた日だった。

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アダルト・ビデオ

2007-09-28 03:42:37 | 虚無僧日記
牧原で検索すると、アダルトビデオの某女優?にヒットする。
「尺八」でも、フェラの隠語だから、その類のサイトに出会う。
セックス業界のモデル数は5万人を超えるという。それなりの
容姿の人が200万人とすると、40人に1人が、堂々とお股
を曝け出している勘定になる。もう「恥も外聞も貞操も無い」
などと嘆く御人も、ごく一部になった。

最近のモデルの中には、驚くほど綺麗で気品のある娘もいる。
なぜこんな娘(こ)が、と驚かされる。

名古屋駅に立っていると、ちょっときれいな娘を狙って、アダ
ルトビデオや、出会い系のモデル募集をしている輩が、ウロ
ウロしていることに気づく。彼等は結構カッコいい。
彼等の誘いに乗る娘はまずいないと思うのだが、40人に
1人の割りかと思うと、目の前を通り過ぎるきれいなお嬢
さんたちも、皆その業界の人かと思えてくる。

最近では、中高校生からさらに小学生までが狙われている
そうだ。さすがこれには歯止めをかけないとイカン。これを
生業にしている大人たちの良心を疑うが、“良心”なんて言葉、
彼等にはもう死語かもしれぬ。

虚無僧の吹く尺八は、「それ一吹は、諸悪を断ぜんが為、それ
一吹は、善性を呼び覚まさんが為なり」と、心に念じても、
空しく彼等には届かない。

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