現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

「船の夢」放送に向けて

2008-06-02 16:19:03 | 虚無僧日記
NHK放送の『船の夢』。梶田先生から話を
いただいたのが3ヶ月前。筝の新井さんは
茨城県ではご活躍の方。実家が名古屋な
ので、練習にわざわざ名古屋まで通ってこ
られることに。
何日も家を空けて、名古屋で梶田先生の
特訓を受けたが、なにぶん長年染み付い
た手は容易に変わらない。

指は豆ができ、ボロボロ、手も腱鞘炎に。
もともと体も悪く、「これが最初で最期」と、
命をかけてのNHK出演だったが、まったく
音が立たない。気が伝わってこない。そこで
私が尺八で筝の手を吹くことに。譜面を書き
直し、筝、三絃と合奏練習ができたのは3
日前。そして前日の2日間あわせただけで
本番となった。




NHK 船の夢 放送

2008-06-02 15:54:45 | 虚無僧日記
6/2 11:00 NHK FM 「邦楽のひととき」
地唄『船の夢』放送。

単管丸さんから、今朝「本日放送ですね」との
メールをいただいた。こうして聞いてくださる
方もおられるのかと思うと、うれしい。

録音は2回行なった。1回目は14分45秒。練習
通りピタっといったつもりだったが、NHKから
「30秒縮めてほしい」との依頼で、2回目はえらい
速さで飛ばした。結果13分45秒で1分も縮まって
しまった。もう一度はエライ。take2そのままで
放送された。

すごい速さだから、古典というより、現代曲の
ような緊張感あふれる演奏となった。2曲目の
野村祐子さんの『白髪』とは対象的となった。

それにしても、録音終わって気づいてのだが、
マイクは演奏者の頭の上にあるだけ。これでは
唄の声ばかり大きく入って、お筝は全く聞こえ
ない。

たしかに地唄は、唄に三絃の手を付けたもので、
筝は付け足し、尺八は“不要”なのだが、現代
では、唄はチンプンカンプンなのだから、楽器の
一部として溶け込むようにして欲しいと思う。

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6/2 NHK 放送

2008-06-02 12:23:19 | 虚無僧日記
本日6/2 NHK FMラジオ 11:00~『邦楽のひととき』で
地唄「船の夢」が放送された。三絃:梶田昌艶、箏:
新井美子、尺八:牧原一路

これで8回目の録音放送ともなると、聞くのも緊張は
ない。人様にもあまり連絡しなかった。昨晩母親から
電話があったのだが、言いそびれた。母はもうヨン様
のことで夢中。昨日大阪京セラドームでぺ・ヨンジュン
初め『大王四神記』の面々の来日イベントがあって、
母は行って来たのだった。もう興奮して、早口でまくし
たてるから、NHKのことなど言えなかった。
邦楽はもう80代の日本人からもソッポを向かれている。
社会のニーズの無いものは滅びゆくのだ。

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テレアポ

2008-06-02 12:05:05 | 社会問題
テレアポには感心する。一日何百件も掛ける
のだという。相手の年恰好も家庭状況もわから
ないのにかけてくる。独り身のわが家にも
「奥様はいらっしゃいますか?」と。「独身
です」で、ガチャンだ。

そして何千件に1件は引っ掛かってくるとか。
ある呉服店のテレアポをやっていたというIさん。
「安い着物を何十万で売る商売に嫌気がさして
辞めた」と。何人もバイトを雇って何万件も
電話を掛けさせて、やっと一件売れるのだから、
その人件費と電話代で高くなるのは当然か。

生命保険会社でも最近テレアポを始めた。今や
90%以上の人が、なんらかの保険に加入している。
入ったはいいが、いざという時、いくらもらえる
のか、契約内容がわからない。内容がわからない
から、入院しても請求もれになっているケースが
多いと問題になった。それを受けての『契約確認』
のテレアポなのだが、電話を掛けると、かなりの
高率で、「契約を見直したい」と、新規契約に結び
つくそうだ。時代の変化か。

さてさて、尺八家も仕事が来るのを待っていては、
干上がってしまう。電話しまくるか。いや実は私は
電話恐怖症、大の苦手でした。


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かに好き?

2008-06-02 10:53:21 | 社会問題
家にいると、いろんな電話がかかってくる。
「旦那さん、蟹好きでしょ?3杯3万円の
ところ、今日だけ1万円なんだけど・・・」
いきなりだ。“旦那さん”とあまり呼ばれ
たことがないので不快感を感じる。「独り
暮らしだから要らない」と断った。

「旦那さん、蟹食べるでしょう?」と聞かれて
「ハイ」と返事してしまうと、了承したものと
して蟹が送られてくるそうだ。何が来たのかと
開けてみると、およそ食べれないような屑蟹。
その被害が広まっているとか、後で知った。

今度は、鹿児島からニンニク売り込み。「ご主人
様、当店では・・・・」 と丁寧なもの言い。ついその
気になってサンプルを送ってもらうことにした。

続いて、東京からお墓の斡旋。中村のすぐ近くに、
墓地ができるので募集中だという。親の墓参り
をするにも近くにあっていいかと、話を聞いてみる
気になったのだが、「お父さん若いから、まだ関係
ないね」と切られてしまった。私の声から「若い
お父さん」と思うとは、ちょっとうれしい気分。

それにしても、名前と住所どうして判るのだろう。