現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

虚無僧はヒーロー?

2009-07-13 16:18:14 | 虚無僧って?
江戸時代にはいって一世紀。文楽や歌舞伎の戯作者が虚無僧を
どのように見ていたのか。江戸浅草には、 虚無僧寺青梅鈴法寺と
下総小金一月寺の出先機関があった。当時すでに「家康公の
お墨付」とやらを振りかざして、虚勢を張ってた。

歌舞伎で『仮名手本忠臣蔵』を上演するにあたっては、役者が
浅草の虚無僧寺の出先に挨拶に訪れ、金を収めて、天蓋と法器
(尺八)の使用許可を求めなければならなかったという。

こうして、歌舞伎で加古川本蔵が虚無僧として登場することに
よって虚無僧姿が錦絵に描かれ、虚無僧は人気のヒーローと
なったのだった。歌舞伎18番の『助六』も、背中に尺八を差した
虚無僧もどき。『白波五人男』も尺八を持っている。

江戸時代の虚無僧は、ひと時、ギターを抱えたロカビリー歌手、
プレスリーか石原裕次郎だったのだ。


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シシリエンヌ

2009-07-13 09:20:05 | 今後の予定
8月1日、中村生涯学習センター主催のコンサート。
ピアノの藤井さんと共演。一昨日打ち合わせをして曲目を決めた。

1 古典本曲『鶴の巣籠もり』
2 杵屋正邦『流露』
3 宮城道雄『春の海』
4 日本歌曲『荒城の月・平城山・花嫁人形』
5 フォーレ『シシリエンヌ』
6 ロシア民謡メドレー『ステンカラージン・ともしび・黒い瞳・カチューシャ』
7 『オリーブの首飾り』

フォーレの『シシリエンヌ』は、チェロの曲だったそうだが、今は
フルートで演奏されることが多いとか。尺八にも合う曲だ。
U-tubeで検索すると、20件くらい出てくる。フルートやピアノなどの
素人の発表会ビデオが堂々とアップされている。

スローテンポで慎重な演奏、アップテンポでやたらせわしいもの。
悪い例として参考になる。


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母の気功

2009-07-13 07:01:50 | 今後の予定
昨日は東京の母のもとへ。

母は、吐血したが“気”の力で治ったということを
人に話して自慢したかったのだ。話を聞いてあげる
のも親孝行。

実家の庭の草むしりを手伝って、あとは一時間ほど、
母の“手当て”を受けた。手をかざしてもらうだけだが、
私も指先がジンジンしてくる。足の指先までチクチク、
電気マッサージを受けているようだ。

名古屋に帰って、一晩蕁麻疹が出なかった。この3ヵ月、
家に帰ると蕁麻疹が出て、眠れない日が続いていたのだ。
足の魚の目も柔らかくなって、歩いても痛みを感じない。
背中の刺すような痛みもなくなった。「すい臓癌だったら、
3ヵ月の命」なんて、テレビでは脅かしてくれるが、もう
1年無事だ。

これで、薄くなった頭髪も生えてくるといいのだが。
60過ぎて、まだ髪が黒いだけでもすごいことか。

五木博之『気の発見』
「“気功”を信じない人には効かない。お互いの波動が
同調(シンクロ)して効果が出る。それは個人差もある」と。


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