現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

12/ 1 虚無僧36日目

2010-12-01 23:26:53 | 虚無僧日記
12/ 1 今日から師走。夜でも暖かい。
名古屋駅、夜10時、ルイ・ヴイトン前で吹いていると、
「牧原君?」と、横から声がした。なんと同期の I 君。
毎年、同期の忘年会幹事役を引き受けてくれている。
「今年はどうするのか?」と、彼のことを思い浮かべて
いたところへ、現れたのでびっくり。

こういう風に、虚無僧をしていると、会いたいと思った
人に、偶然にも会える不思議を何度も体験している。

虚無僧が「仇(かたき)」を探すのに、一番良い手段
だったことも分かる。

今日も、青年が2人。そして金髪で背が高く、スーツを
ビシッと着こなしたホスト?のお兄さん。「何してるん
ですか?。儲かりますか?」と。「虚無僧と言ってね、
托鉢修行」と答えると、喜捨してくれた。

こうして毎晩、路面で商売している人で、一番
儲かってそうな人は、屋台のラーメン屋さんだ。
一杯500円で100杯は売れている。一日5万円。
20日で100万円。すご~い。でも、材料費、経費
を差し引いたら、利益はどのくらいじゃろ。

虚無僧の懐は、『不増不減』(般若心経)。増えも
せず減りもせず。地下鉄代460円を上回る日も
あれば、ゼロの日もあり、プラス・マイナス0。

「宝くじ10枚(3千円)買えるだけ 貯まらんかな」。
そんな欲を出すと、貯まらないのだ。


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海老蔵休演でも「盛況」とは!

2010-12-01 11:09:27 | プロとアマ
皮肉にも…海老蔵不在興行は盛況、代役絶賛(スポーツニッポン) - goo ニュース

傷害を負った海老蔵の変わりに、急遽 代役を務めた
片岡仁左衛門と片岡愛之助に盛大な拍手とのこと。
上方歌舞伎の「片岡」が、「市川」のお家芸を、
そっくりそのままに演じられるとは驚きだ。

演劇や舞踊でも、主役の休場で、急遽 代役を務める
話がよくある。いつでも主役の代わりが務まるよう
努力している人は、チャンスを逃さず、のし上がって
いくものだ。自分の仕事だけをこなしていては、会社
でも出世しない。プロの世界とはこういうものだ。


ところで、片岡仁左衛門って、かつてテレビドラマ
でも人気となった「片岡孝夫」?。芝居の「宮城道雄役」
で「春の海」を弾いていた。音はテープで、音が出ない
ようにゴム製の爪だったらしいが、ちゃんと音の通りに、
糸を弾くのだから感心した。しかも失明の状態である。

市川猿之助、市川段四郎兄弟は、慶応高校の同窓生。
家も目黒で近かったので、何度か会ったことがある。
あの頃の名前のまま 記憶が止まっている私。今はもう 
その子供たち(市川亀次郎や香川照之)が活躍している
とは、『龍馬伝』が 終了してから知った。


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「野宿入門」 かとうちあき

2010-12-01 09:17:34 | 虚無僧日記
『野宿入門』という本が売れてるそうな。
著者は「かとう ちあき」。「野宿野郎」という
ミニコミ誌の編集長というから、髭もじゃの
ヒッピーかと思ったら、若くてかわいい女の子。
だからマスコミも飛びつく。テレビや雑誌の取材で
引っ張り凧で、野宿ブームを巻き起こしているという。

おいおい、「野宿」なら、虚無僧が元祖じゃ。
虚無僧は、その昔(室町時代)、「薦(こも)」を
敷いて野山に止宿したので「こもを持った僧」、
「こも僧」と呼ばれていた。昔の絵には、腰に、
巻いた薦を付けている。

彼女も「野宿するのは、だた楽しいから」と。
私もそうだ。なんにも縛られず、こんなに気楽で
楽しいことはない。

最近、中高年の間では、宿に泊まらず、車の中で
寝泊まりする旅が流行っているそうな。車中で
仮眠しながら、夜中に移動すれば、より遠くへも
行けるのだ。

虚無僧の自由な生き方が、ついにブームになるか!


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