現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

12/23 今日は 「天長祭」

2010-12-23 09:44:26 | 虚無僧日記
天皇陛下が77歳、喜寿の誕生日 「私も高齢者」(共同通信) - goo ニュース


国府宮神社にお参りしたら、今日は「天長節」とあった。
「祭日」であることも忘れていた私だが、「天長節」と
聞いて、すぐ「天皇誕生日」と判る人は、もう少ないかな。
戦前は、天皇誕生日を「天長節」として祝い、天皇の
ことを「天長様」と呼ぶこともあった。

「天の長」かと思いきや、出典は老子の「天長地久」。
「天長く、地久しく」。「君が代は 千代に八千代に」に
通じる。因みに皇后様の誕生日は「地久節」だそうだ。

私の頭の中では、未だに、天皇は「昭和天皇」。今上
天皇は「皇太子」と思ってしまう。その「皇太子様」も、
おん歳77歳。「喜寿」。まさに「後期」いや「高貴
高齢者」となられた。

( 平成の世はいつまで続くぞえ~ ) と 心配するのも
「 不敬罪 」か。

『古事記』によれば、神武天皇は137歳、崇神 168歳、
垂仁 153歳、景行 137歳、応神 130歳、雄略 124歳。
これみな、「戸籍の無い人」。いや「戸籍が無かった
時代の貴き お方」でござる。

今も、天皇は国民としての戸籍は無い方でござるから、
戸籍上は、永遠に生き続けられるのでは?さすれば、
「平成の世は 永遠不滅」でござるよ。



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5世荒木古童氏は「竹翁」に

2010-12-23 09:40:02 | 虚無僧日記
慶応の尺八と筝・三絃のクラブ「竹の会」で、尺八を
指導されている「荒木竹翁」氏 は、私の10年先輩。

琴古流の名門、4世荒木古童の三男で、1961年慶応卒。
翌年、「5世荒木古童」を襲名。その翌年 (1963年)、
アメリカに渡り、1971年まで、ワシントン大学や 
ウエスリアン大学で 民族音楽科の尺八講師を務められた。
その間、アメリカ人女性と結婚。尺八界の名門であり
ながら、アメリカ滞在が長かった。

丁度、昭和38年から46年。私が、慶応高校に入ってから、
大学卒業するまでの8年間である。

その間に一度、達也氏が帰国され、一、二度、レッスンを
受けたことがあった。部員が 40名もいたので、私のこと
など覚えておられないだろうと、思っていたら、先日の
「竹の会定期演奏会」で「牧原君だったな」と、声を
かけていただき、ビックリ仰天。

2年前、「古童」の名を子息に譲り、三世荒木古道の
晩年の号を襲名して「二世竹翁」となられた。琴古流の
名跡を継ぐ畏れ多い方と思っていたが、上に立つ方は
“ さすが ”である。


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