現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

12/30 虚無僧61日目

2010-12-30 22:31:08 | 虚無僧日記
いよいよ明日は大晦日。「ラス前」の今日、ようやく
年賀状書を書き終えた。いつも思う。「あと一週間
あれば」と。いや、一週間早く取り掛かればいいのだ。
わかっちゃいるけど・・・・。

年賀状を出してから、名古屋駅に出てみた。もう大概の
オフィス、官公庁は休みに入ったので、ビジネスマンは
消えた。若者ばかり。スキーやスノーボードを担いだ
学生も目につく。

こりゃダメだ。空しく引き返す。



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「おけち」ならぬ「おせち」ブーム

2010-12-30 10:01:57 | 虚無僧日記
正月らしさがどんどん消えていく中で、紀文の調査では、20代の
89%が、正月を「子供に伝承したい日本文化」と答えているとの
こと。

「プチぜいたく」志向で、正月は、旅行は取りやめ、家族そろって
と、「おせち料理」の売れ行きが好調だそうだ。

2~3万円が主流だが、10万円以上の物も人気があり、輪島塗の
重箱に入った52万円の超高価おせち料理も売れたとか。

わが家も、昔は、会津の老舗から、毎年会津塗りの重箱に入った
おせち料理を取り寄せていた。先日実家に帰ったら、そんな重箱や
お椀が 天袋にいくつも眠っていた。輪島塗の吸い物椀も。2客で
30万円。正月に出して飾る観賞用だ。正月は、子供の頃の楽しい
思い出として、毎年甦る。

さて、今は独居生活の私。「おひとり様おせち」も売っている
そうだが、「宵越しの銭は残さぬ」江戸っ子気質で、一文なし。

しかし、捨てきれば、みなさんから少しずつ、おせち料理を
届けていただいた。お餅もお酒も届いた。今年は、“紀文”の
蒲鉾で正月“気分”が味わえそう。


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12/29 虚無僧60日目 九の市

2010-12-30 09:16:57 | 虚無僧日記
12/27 忘年会に虚無僧で呼ばれていった日を59日目と
すると、12/28 は雨で中止で、29日(水)が 60日目。

29日は 中村公園前で、今年最後の「九の市」。正月
準備の買い物客で、さぞかし賑わうかと思ったが、
いつもより少し多い程度。

各 店は どのように場所取りをしているのかと、疑問に
思っていたが、やはり、仕切り屋がいるようだ。中ほどに、
折りたたみのテーブルを出して、デ~ンと構えた恰幅の
いい兄さん。名簿をチェックしながら、ショバ代を受け
取っていた。

やばい。スタコラ離れて、大鳥居の前に立つ。歳末の
空気がそういう気にさせるのか、虚無僧に、次々喜捨
してくださる。いつもと違う。

車椅子を自分で押して近づいてこられたご婦人。「体が
どうにもならない。私のこと祈っていてくださいね」と。
虚無僧にすがる気持ちでお布施をくださった。

私にも、病を治せる気功パワーがあったらな、と 祈る
気持ちで肩や足をさすってあげると、喜んで また 車
椅子を押して行かれた。


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