現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

「坂の上」に行きついた先は、

2011-12-19 14:05:19 | テレビ・映画・芸能人
司馬史観は、明治維新以降の日本が辿ってきた道のりを
正当化するもので、以前の私なら、すべてに納得し、
感動し、日本人を誇りに思ったものだが・・・・。

これも「洗脳教育」にあやつられた結果か。

「歴史に“もし”は無い」が、あの時、日本が
ロシアに挑まなければ、朝鮮半島はロシアの植民地と
なったであろう。でも、それならそれで、良かった
のでは?と思えてきた。どうせ、ロシア帝国は
共産革命で崩壊し、その後のソビエト連邦も内部
崩壊したのだから。

「同じ極東のアジア人として、同朋(朝鮮)を助けな
ければ」という大義名分を振りかざしても、その
結末が、韓国から「慰安婦の賠償」を求められる
というのでは、それこそ「ありがた迷惑、余計な
おせっかい」だった。

それが、『坂の上の雲』が いまひとつ盛り上がら
ない理由か。