現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

一瞬にして、加害者・被害者の危険

2011-12-24 21:39:35 | 社会問題
信号無視注意され男性死なす…48歳男を逮捕(読売新聞) - goo ニュース

先日も「妊婦」に暴行して重傷を負わすという記事が
あったばかり。そして ついに 殺(や)ったか!
殺人罪で刑務所行きだ。双方、人生が一瞬にして
終わる。バカなことだ。

交通事故死、例年ワースト1~3位の汚名返上と、
名古屋市では「交通安全指導員」を募集して、交差点に
立たせている。ただ「シートベルト着用」とか「早めの
点灯」などと書いたプラカードを持って立っているだけ。

信号無視の違反者がいても、注意することはできない。
違反者を取締まる権限は無いのだ。注意でもすれば、
「逆ギレ」され、何をされるか おっかない。


今日も「信号無視」、「右折ラインから直進への割り込み」
「無灯」と、“危ない車”に遭遇した。以前の私なら、
その都度 カッカ カッカしていたが、最近は「人を責めるな」
の心で、無視。

無灯の自転車とは 出会い頭、ぎりぎりで衝突を回避できた。
スピードを落としていたので良かった。相手が悪くとも、
ぶつかりでもしたら、面倒なことになる。クワバラ クワバラ。

全部青信号だったら

2011-12-24 20:31:55 | 虚無僧日記
早朝、「朝起会」の会場から、ラジオ体操の那古野神社
まで、車を走らせる。信号機がほとんど「青」の時は
10分で着く。逆に、やたら「赤」に引っかかると15分。
昼間は、車も多いから 20分は かかる。

青信号が続くと嬉しいが、ついスピードを出しすぎて
危険きわまりない。

その昔、こんなクイズがあった。
「Aさんは東京から、Bさんは横浜から、それぞれ
 時速120kmの猛スピードで走りました。二人は
 どこで落ち合うでしょう」

答えは「あの世」。
「120km」ということは、信号無視して突っ走るという
ことだから、「事故って、二人共 死ぬ」というわけ。


人生も同じ。すべて順調で突っ走っていると、いつか
トラブルに見舞われる。「好事魔多し」とも。

人生に「赤」信号があるから、いろいろ悟れる。
病気にかかった人は幸せだ。立ち止まって自分を
見つめられる。私の父も祖父もそうだったが、
亡くなる直前は、欲も執着も無くなり、目が清く
澄み、仏の悟り顔に近づいていった。「成仏」とは
「仏の悟りを得ること」と、改めて思う。

交通事故などで突然 命を絶たれた人は不幸だ。
この世にさまざまな執着を残して逝ったことだろう。

日本薄謝協会

2011-12-24 20:00:49 | テレビ・映画・芸能人

「NHK」は「(N)日本(H)薄謝(K)協会」の略と
揶揄されたのを聞いたことがある。ブログで、
「紅白」の出場者のギャラを推定した記事が
あった。

トップクラスで 30万円。石川さゆり、小林幸子、
北島三郎、五木ひろし クラスだ。

Aランクの五代夏子、坂本冬美、鳥羽一郎で25万。

「SMAP」は5人で25万円。一人5万円!?。

以下、NHKの出場回数に応じて、20万、15万と
下がり、初出場や「ちょい役」だと5万程度らしい。


私が、かつて「NHKビデオ・コンクール」で
大賞をいただいた時の賞金が30万円で、「これは、
美空ひばりのギャラ並、破格」と言われた。
NHKが出す額の最高額が30万と決っているようだ。

ちなみに、私のラジオ放送は、最初は1万円だったが、
出場回数が増えるごとに増え、8回出場で 2万5千円。
ギャラは少なくとも、出演者にとっての宣伝効果は
何千万にも値する。「紅白」もしかり。

「杉良太郎」に学ぶ

2011-12-24 19:21:51 | 虚無僧日記
音痴の私だったが、必死に練習して覚えた最初の
カラオケ曲が「杉良太郎」の『すきま風』。
「人を愛して、人は心開き、傷ついて すきま風 
みるだろう」。なんとなく切ない。

その「杉良太郎」が 中日新聞(夕刊)のコラム欄
「紙つぶて」に寄稿していて、今日(12/24)が
最終回。

「杉良太郎」は、歌手であり、時代劇の俳優だが、
「紙つぶて」の肩書きは「法務省特別矯正監」という
お堅い名称。

杉良太郎は、デビュー前より「刑務所慰問」を始め、
現在まで献身的な福祉活動を続けていて、また、
ベトナムにも学校を建てるなど支援を行ってきた
とのこと。

『すきま風』がヒットするまでは、ご他聞に洩れず
苦節10年、苦労の人生。生家は、神戸市の長田地区。
阪神大震災で実家も焼けた。

幼少のころから、「物乞い」を見ると 母親に
「お金をあげて」と頼むような子だったという。
(私もそうだった)

スターになっても、収入のほとんどを寄付してしまうので、
自宅を担保にいれての借金生活。東日本大震災でも
炊き出しを行ったり、救援に多大な貢献をしている。

さて、その杉良太郎が「紙つぶて」の最終回で書いて
いる内容が興味深い。

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福祉活動をしていることを、刑務所で話しした時、
受刑者から「自慢話ばかりするな」とお叱りを
受けた。

純粋な気持ちでやってきたことでも、それを口にすると
「自慢したい」という「いやらしい」気持ちが表れる。
そんな「汚い」自分を見つめなおし、もう少し人間
修養をして、また戻って参ります。

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ミタ語「承知しました」こそ流行語大賞では?

2011-12-24 15:22:06 | 虚無僧日記
今世紀初!「ミタ」最終回、視聴率40%(サンケイスポーツ) - goo ニュース

「流行語大賞」に「なでしこジャパン」というのは
納得がいかない。「なでしこジャパン」は女子サッカー
チームの名称であって、会話の中で頻繁に使われる
語彙ではない。

『家政婦のミタ』が 半年早く放映されていれば「ミタ語」が
流行語大賞になったであろう。

今や小学校でも大流行。以前は「かんけいねぇ」とか
“悪い”言葉が流行って、テレビの悪影響が問題視されて
いたが、それが『家政婦のミタ』で一変したそうだ。

先生の言うことはすべて、「承知しました」と素直に受ける。
難しい、面倒な指示でも「それは業務命令ですか?」と。
そして「命令です」には「承知しました」と言って、嬉々
として受ける。

「この問題できますか」には「できます」。
「○○は持っていますか」には「あります」。と
すべて肯定。忘れモノもなくなった。

もうひとつ。自分達の解決つかない問題も「それは
あなた(たち)が決めることです」とキッパリ突き放す。
こどもたちに考えさせ、決断させることができるように
なった。

こども達は、松嶋菜々子の あの無表情な顔、直立不動の
姿勢を真似て、ヘラヘラ、チャラチャラ動き回ることも
なくなった。

すべて良いことづくめだ。「家庭崩壊」だけでなく
「学級崩壊」にも『家政婦のミタ』は救世主となった。
「テレビの力」だ。そして「テレビ離れ」に歯止めを
かけたか。「地デジ移行」以来テレビを全く見なく
なった私でも、見たのだから。