現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

佐倉市「国立歴史民俗博物館」に行ってきました

2012-12-17 21:57:45 | 虚無僧日記
12/16 千葉県佐倉市にある「国立歴史民俗博物館」に
行ってきました。小高い丘になっている佐倉城跡に
デ~ンとそびえ建っていました。とにかく広い。

それにしても「国立」の博物館がなんでこんな辺鄙な
(失礼!)所にあるのでしょう。受付で聞いてみたら
「奈良や京都、東京他、いくつかの候補が挙がりましたが、
ここが広い国有地だったので決った」とか。

日曜だというのに来館者は10人もいませんでした。
「箱モノ」を造って、維持できず、廃止の対象になり
そうな博物館です。

数ある展示品の中で、私のお目当ては『洛中洛外図屏風』。
第2展示室(中世)のメイン展示物でした。
6曲2双の大きな屏風に、何百人もの人物が描かれています。
人物は2cmほどのサイズですから、そこから虚無僧を
探すのは大変でした。

二人連れの薦僧が 尺八を吹いて門付けしている図の他に、
お寺のお堂にはいって休息している虚無僧もいます。

腰には「薦(こも)」と、「面桶(めんつう)=弁当箱」を
付ける。天蓋と袈裟は無い。尺八は1尺8寸くらいある。

1520年頃の製作といわれているので、薦僧の最も古い絵
となる。僧形には見えないが、薦を持っているから「薦僧」。

薦をもっているのは、他に「巡礼」。
琵琶法師、高野聖、鉢叩き、鉦叩き、傀儡(くぐつ)師
(=人形使い)、猿曳き(猿回し)、按摩は「薦」は持って
いない。乞食も持っていない。ということは「薦」は
虚無僧のシンボルだったのかも。尺八を吹くが「大道芸人」
とは一線を画すものと受け止めらけます。


洛中洛外図屏風


アクセス5000件突破!!

2012-12-17 21:07:49 | ブログ
15日東京に行き、16日千葉県佐倉で講演があり、
今日17日帰宅して、パソコンを開いてみたら
ビックリ。
15日のアクセスが 5,040件で32位。
16日が更新していないのに 2,455件で111位。
12/9~15の一週間では、トータル 8,141件で 295位。

なにかの間違いでは?!一体何に反応したのでしょう。
「忠臣蔵」のことを書いただけですが。

いままで、なんとか上位にと思っていたのが、
宝クジに当たったかのような夢の実現でした。


また、帰宅したら、NHK FM「邦楽のひととき」の
仕事も来ました。願いがすぐ叶えられることに感謝、
感謝です。(「宝クジ」買っちゃおうかな・・・)