「困った困った“こまどり姉妹”」とギャグ飛ばしても
ご存知の方も少なくなったか、双子の歌手「こまどり姉妹」。
月刊誌「清流」で、初めて知った その苦労の渡世。
昭和13年生まれというから、私より10歳上。75歳!?。
北海道厚岸(あつけし)で生まれ、樺太に渡った。戦後、
樺太からの引き上げで、喰うや食わずの極貧生活。
母の“門付け(乞食)”について周り、歌を歌って
わずかの銭を得た。しかしそれでも家賃を払えず、
夜逃げして東京に出、見よう見まねで三味線を覚え、
浅草を流した。何十軒廻って、ようやく一軒の店で
入れてもらい、声がつぶれるまで歌った。
「歌が好きで歌手になったのではない」と言う。
生きるため、金を得るため、歌うしかなかった。
スターの座に上り詰めても、芸能界は厳しい。妹が
熱狂ファンに襲われ重傷を負い。さらに 交通事故、
事務所の脱税、妹のガン闘病と次々に 不幸が降りかかる。
スターの座から転げ落ち、借金まるけの生活。
「今だって、お金があればステージなんかに立ちません。
この歳になってもお金に苦労する運命なのですねぇ」と
本音で笑いをとる。客の心を掴むのは、長年のキャリアだ。
今や75歳。顔の皺を厚化粧して、温泉旅館や老人施設、
健康センターなどで“流している”そうな。
今年 10月10日、ゆうぽうとで開催された「秋の歌謡
フェスティバル」に出演。二人の苦労人生を知っている
世代が、なつかしがり、応援し、喜んでくれる。
壮絶・・・・。 私は10年後、まだ頑張れるだろうか。
ご存知の方も少なくなったか、双子の歌手「こまどり姉妹」。
月刊誌「清流」で、初めて知った その苦労の渡世。
昭和13年生まれというから、私より10歳上。75歳!?。
北海道厚岸(あつけし)で生まれ、樺太に渡った。戦後、
樺太からの引き上げで、喰うや食わずの極貧生活。
母の“門付け(乞食)”について周り、歌を歌って
わずかの銭を得た。しかしそれでも家賃を払えず、
夜逃げして東京に出、見よう見まねで三味線を覚え、
浅草を流した。何十軒廻って、ようやく一軒の店で
入れてもらい、声がつぶれるまで歌った。
「歌が好きで歌手になったのではない」と言う。
生きるため、金を得るため、歌うしかなかった。
スターの座に上り詰めても、芸能界は厳しい。妹が
熱狂ファンに襲われ重傷を負い。さらに 交通事故、
事務所の脱税、妹のガン闘病と次々に 不幸が降りかかる。
スターの座から転げ落ち、借金まるけの生活。
「今だって、お金があればステージなんかに立ちません。
この歳になってもお金に苦労する運命なのですねぇ」と
本音で笑いをとる。客の心を掴むのは、長年のキャリアだ。
今や75歳。顔の皺を厚化粧して、温泉旅館や老人施設、
健康センターなどで“流している”そうな。
今年 10月10日、ゆうぽうとで開催された「秋の歌謡
フェスティバル」に出演。二人の苦労人生を知っている
世代が、なつかしがり、応援し、喜んでくれる。
壮絶・・・・。 私は10年後、まだ頑張れるだろうか。