ケイの読書日記

個人が書く書評

岸本葉子のエッセイ「幸せまでもう一歩」

2005-07-15 11:59:44 | Weblog
大好きな本・読んだ本

 岸本さんのエッセイは大好き。最初は旅行のエッセイから書き始めたようだが、しばらくして日常生活を題材にしてエッセイを書き始める。30歳過ぎたあたりから、文章に独特のユーモアが出てきて、女性にしてはめずらしい枯れたおかしみがある。
 
 本をたくさん買っているわけじゃないが、それでもたまって困るのでブックオフへ売りに行く。その時も岸本さんの本だけは本棚に残す。
 私よりも年下の女性だが、私は彼女を勝手に自分の人生の師匠にしている。
 だから彼女が40歳になって、大腸がんと診断され手術したと文春紙上でカミングアウトした時、本当に驚いた。
 しかし、あんなに食事に気をつかい健康に注意していた人が。

 でも、先日テレビでお顔を拝見し、お元気そうだったのでほっとした。勝手に死なないでよ、師匠。
コメント (1)
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