大好きな本・読んだ本
前回読んだ「猫は泥棒を追いかける」よりも、かなり前に書かれたシリーズ初期の作品。
新聞記者のクィラランは、亡き母親の友人が無料でキャビンを貸してくれるというので、ピカックスを訪れる。一見、平和そうに見える田舎町は怪しげな気配に満ちていた。クィラランの飼い猫ココは、カセットデッキのボタンを押して、しきりにブラームスをかけている。
ある日、そのテープから犯罪を匂わせる会話が流れてきて……。
主人公クィラランが大都会シカゴを後にして、ピカックスという田舎町に住むようになったいきさつや、倹約家のクィララン(なんせ彼は孫がいてもおかしくない年齢なのに、銀行にあるお金はわずか1245ドル14セント)が、どうして大金持ちになったかの経緯が書かれています。
シリーズ物のお約束どおり、やはり後期の作品よりも初期の作品の方がいいです。
シャム猫ココが、イキイキしているし、クィラランも若くはないとはいえ、ハツラツとしています。
彼のガールフレンドの名がローズマリーとあるので、あれ?ポリーじゃなかったのかしら?と怪訝に思いましたが、納得。この「猫はブラームスを演奏する」でローズマリーとは別れるようです。
クィララン、お盛ん。少しも枯れていません。
前回読んだ「猫は泥棒を追いかける」よりも、かなり前に書かれたシリーズ初期の作品。
新聞記者のクィラランは、亡き母親の友人が無料でキャビンを貸してくれるというので、ピカックスを訪れる。一見、平和そうに見える田舎町は怪しげな気配に満ちていた。クィラランの飼い猫ココは、カセットデッキのボタンを押して、しきりにブラームスをかけている。
ある日、そのテープから犯罪を匂わせる会話が流れてきて……。
主人公クィラランが大都会シカゴを後にして、ピカックスという田舎町に住むようになったいきさつや、倹約家のクィララン(なんせ彼は孫がいてもおかしくない年齢なのに、銀行にあるお金はわずか1245ドル14セント)が、どうして大金持ちになったかの経緯が書かれています。
シリーズ物のお約束どおり、やはり後期の作品よりも初期の作品の方がいいです。
シャム猫ココが、イキイキしているし、クィラランも若くはないとはいえ、ハツラツとしています。
彼のガールフレンドの名がローズマリーとあるので、あれ?ポリーじゃなかったのかしら?と怪訝に思いましたが、納得。この「猫はブラームスを演奏する」でローズマリーとは別れるようです。
クィララン、お盛ん。少しも枯れていません。