奇書ということで有名なので一度は読みたいと思っていたが、正直いって読みやすい本ではない。何度も中断したが「とにかく読み通さなければ」という義務感で最後まで辿り着く。
うーん、ヨタ話のぎっしり詰まった壮大な大ヨタ話という感じですね。
ストーリーとしては、狂人が自分を発狂させフィアンセを殺させた犯人を探す、という物だが論理的な筋道を期待してはいけない。
どこまでが現実でどこまでが悪夢かわからない。永久に醒めない悪夢を繰り返し繰り返し見ている気がする。
中国唐の玄宗皇帝の時代の絵師が、自分の最愛の妻を絞殺し描いた死美人画にまつわる因縁が、すべて物語を支配している。
最初は美しかった死体が、だんだんドス黒く醜く変化し、腹が腐敗ガスでポッコリ膨れ、その後肉がこびりついた白骨になるまでを6枚の絵に描きとめる。
こういうのが好きな人にはゾクゾクする描写だろうが、私にはげっそりだなぁ。屍姦したくて、土葬されていた死体を掘り起こす話も出てくるが、想像しただけでNG。
再び読み返したいという本ではないですね。
うーん、ヨタ話のぎっしり詰まった壮大な大ヨタ話という感じですね。
ストーリーとしては、狂人が自分を発狂させフィアンセを殺させた犯人を探す、という物だが論理的な筋道を期待してはいけない。
どこまでが現実でどこまでが悪夢かわからない。永久に醒めない悪夢を繰り返し繰り返し見ている気がする。
中国唐の玄宗皇帝の時代の絵師が、自分の最愛の妻を絞殺し描いた死美人画にまつわる因縁が、すべて物語を支配している。
最初は美しかった死体が、だんだんドス黒く醜く変化し、腹が腐敗ガスでポッコリ膨れ、その後肉がこびりついた白骨になるまでを6枚の絵に描きとめる。
こういうのが好きな人にはゾクゾクする描写だろうが、私にはげっそりだなぁ。屍姦したくて、土葬されていた死体を掘り起こす話も出てくるが、想像しただけでNG。
再び読み返したいという本ではないですね。