前に読んだ『漢方小説』が、なかなか面白かったので、また彼女の小説を借りてきた。
前回はシナリオライターの話だったが、今回は32歳のイラストレーター。売れっ子ではないが、趣味でイラストを描いているとか、デザイン事務所勤務などではなく、自分で依頼を受けイラストを描いて報酬を得て、それでアパートを借り生計をたてている。
彼女は、生理前に体調が悪くなったり精神が不安定になるP.M.S.に悩まされている。
P.M.S.(Premenstrual Syndrome/月経前症候群)とは、黄体期に起こる身体的、又は精神的症状で、月経が始まると消えるものをいう。
この小説の主人公もそうだが、私も最初このP.M.S.という名称を聞いた時、そんなものが病気になるの?!と驚いた。
多かれ少なかれ、女には身に覚えがあるだろうから。
だけど、すごく症状が重い人もいるし、医学的に説明できるので、自覚すれば自分で自分をコントロールしやすいし、周囲に理解を求めやすい。
だから最近よく、女性誌でこのP.M.S.の特集をやるようになった。
しかし…ねぇ、文芸評論家が中島たい子の小説を読んで「30女のぐだぐだを読むのはもう沢山」と言ったというのは理解できるなあ。
このタイトル『そろそろくる』にしても、女性読者の方しか向いていない、というか…。
男が『そろそろくる』というタイトルの本を持ってレジに並びにくいだろうね。
前回はシナリオライターの話だったが、今回は32歳のイラストレーター。売れっ子ではないが、趣味でイラストを描いているとか、デザイン事務所勤務などではなく、自分で依頼を受けイラストを描いて報酬を得て、それでアパートを借り生計をたてている。
彼女は、生理前に体調が悪くなったり精神が不安定になるP.M.S.に悩まされている。
P.M.S.(Premenstrual Syndrome/月経前症候群)とは、黄体期に起こる身体的、又は精神的症状で、月経が始まると消えるものをいう。
この小説の主人公もそうだが、私も最初このP.M.S.という名称を聞いた時、そんなものが病気になるの?!と驚いた。
多かれ少なかれ、女には身に覚えがあるだろうから。
だけど、すごく症状が重い人もいるし、医学的に説明できるので、自覚すれば自分で自分をコントロールしやすいし、周囲に理解を求めやすい。
だから最近よく、女性誌でこのP.M.S.の特集をやるようになった。
しかし…ねぇ、文芸評論家が中島たい子の小説を読んで「30女のぐだぐだを読むのはもう沢山」と言ったというのは理解できるなあ。
このタイトル『そろそろくる』にしても、女性読者の方しか向いていない、というか…。
男が『そろそろくる』というタイトルの本を持ってレジに並びにくいだろうね。