サブタイトルに「貧困をなくす新たな取り組み」とある。
生活保護自立プログラムの先進地・北海道の釧路の例をひきながら、貧困をなくすためにはどうすればいいかを探っているルポ。
新聞の書評欄に紹介してあって、偶然、図書館の書架で見つけたので手に取ってみたが…気が滅入るなぁ。読んでると。
筆者は福祉関係の仕事をしている人かな?と思っていたら、違っていて、新聞社の人みたい。現在は、北海道新聞・釧路支社報道部編集委員。
当然のことながら、受給者の視点で書いてある。どんな制度でもそうだが、悪用する少数の人がいることは事実だけど、だからといって、その制度を利用して助かっている大勢の人たちがいることを忘れてはいけない。
しかし、パチンコや競輪・競馬で生活保護費をみな使ってしまい、コンビニに強盗に入ったおじいちゃん、生活保護だと医療費がタダなので、あちこちの医者で薬をもらい、ネットで転売して荒稼ぎしているおねえさん…という記事を新聞で読んだりすると、生活保護がその人の堕落の手伝いをしているような気もするなぁ。
もちろん、ごく一握りの不心得者だろうけど。
本当に難しい問題です。
生活保護自立プログラムの先進地・北海道の釧路の例をひきながら、貧困をなくすためにはどうすればいいかを探っているルポ。
新聞の書評欄に紹介してあって、偶然、図書館の書架で見つけたので手に取ってみたが…気が滅入るなぁ。読んでると。
筆者は福祉関係の仕事をしている人かな?と思っていたら、違っていて、新聞社の人みたい。現在は、北海道新聞・釧路支社報道部編集委員。
当然のことながら、受給者の視点で書いてある。どんな制度でもそうだが、悪用する少数の人がいることは事実だけど、だからといって、その制度を利用して助かっている大勢の人たちがいることを忘れてはいけない。
しかし、パチンコや競輪・競馬で生活保護費をみな使ってしまい、コンビニに強盗に入ったおじいちゃん、生活保護だと医療費がタダなので、あちこちの医者で薬をもらい、ネットで転売して荒稼ぎしているおねえさん…という記事を新聞で読んだりすると、生活保護がその人の堕落の手伝いをしているような気もするなぁ。
もちろん、ごく一握りの不心得者だろうけど。
本当に難しい問題です。