皆様、あけましておめでとうございます。今年も、好き勝手に脈絡もなく、本を読んでいきたいと思います。よろしくお願いします。
この著者の桂望美さんって、私、知らなかったけど、映画化された「県庁の星」の原作者なんだ。へぇー!! これはタイトルからして読みやすそうだったので、借りてみる。
駅ビル7階の足裏マッサージ店でリフレッシュする客たち。その中の4人の女性客に焦点をあてて、彼女たちの理想と現実とのギャップ、内心の葛藤を描いていく連作小説。それぞれが好き勝手な事を言っているので、面白い。
結婚相手を探して合コン三昧の、自分大好きOL真樹。この人、本当に現金で、相手が未婚か既婚か分からない時はニコニコしているが、既婚or婚約中と分かると、さっと態度を変える。
夫と息子1人の3人家族。幸せな専業主婦生活を送っているが、周囲がどんどんキャリアアップしてると思い、自分も何か始めなきゃと焦る佳乃。
キャリアウーマンを目指している訳じゃないのに、どんどん仕事運が良くなり、ひょっとしたら次期学園長?!という所まで来ためぐみ。
この3人まではアハハと笑って読んでいられたが、4人目の治子はちと厳しい。
経営するブティックの売り上げが不振で、店を閉めることになるかもしれないと悩んでいる45歳バツイチ女性の事を考えると、身につまされる。
生活が楽ではないと分かっている年老いた母に100万円借りたり、借金を申し込むために会った昔の男に、逆に借金を申し込まれたり…。
彼女のブティックはバーゲンをしない。常に顧客の専属スタイリストのようなつもりで、ミラノやパリで洋服を買い付ける。だから、在庫は自宅に山積み。でも、上客は1回の買い物で50万以上つかうので、その人たちをガッチリ抱え込んで、店まで来させるのが勝負なのだ。だから、顧客にはせっせと営業メールを送る。
はぁ…、どんな仕事も難しいね。
この著者の桂望美さんって、私、知らなかったけど、映画化された「県庁の星」の原作者なんだ。へぇー!! これはタイトルからして読みやすそうだったので、借りてみる。
駅ビル7階の足裏マッサージ店でリフレッシュする客たち。その中の4人の女性客に焦点をあてて、彼女たちの理想と現実とのギャップ、内心の葛藤を描いていく連作小説。それぞれが好き勝手な事を言っているので、面白い。
結婚相手を探して合コン三昧の、自分大好きOL真樹。この人、本当に現金で、相手が未婚か既婚か分からない時はニコニコしているが、既婚or婚約中と分かると、さっと態度を変える。
夫と息子1人の3人家族。幸せな専業主婦生活を送っているが、周囲がどんどんキャリアアップしてると思い、自分も何か始めなきゃと焦る佳乃。
キャリアウーマンを目指している訳じゃないのに、どんどん仕事運が良くなり、ひょっとしたら次期学園長?!という所まで来ためぐみ。
この3人まではアハハと笑って読んでいられたが、4人目の治子はちと厳しい。
経営するブティックの売り上げが不振で、店を閉めることになるかもしれないと悩んでいる45歳バツイチ女性の事を考えると、身につまされる。
生活が楽ではないと分かっている年老いた母に100万円借りたり、借金を申し込むために会った昔の男に、逆に借金を申し込まれたり…。
彼女のブティックはバーゲンをしない。常に顧客の専属スタイリストのようなつもりで、ミラノやパリで洋服を買い付ける。だから、在庫は自宅に山積み。でも、上客は1回の買い物で50万以上つかうので、その人たちをガッチリ抱え込んで、店まで来させるのが勝負なのだ。だから、顧客にはせっせと営業メールを送る。
はぁ…、どんな仕事も難しいね。