心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

落書き

2020年10月15日 | 雑感・愚見

2016年 イギリスのある男性が公衆便所の壁に書かれた

電話番号に連絡を取ってみたところ、

相手の女性と意気投合して何度かデートを重ねるうちに、

二人は友人から恋人、恋人から人生のパートナーとなったそうです。

 

このトイレの落書きなんですが、

彼女の元カレの嫌がらせだったようです。

 

最近の公衆トイレは綺麗になりましたよね。

私が10代、20代の頃は

トイレの落書きはよく見かけていたんですよね。

 

どっちが良いかと言われると

落書きが無い綺麗な方が良いのですが、

あの頃、電話番号はもちろん、

この人はプロ?と思えるような絵とか、

作品と言っても良いような

面白い文章も目にすることもあったので、

寂しさもあるっちゃありますね。

 

しかし、トイレに書かれていた電話番号にかけて

結婚どころかお付き合いが始まったなんて話は

これまで噂話でも聞いたことが無いので

国は違えどもかなりレアなケースなんだと思います。

 

常識的、確率的に考えて、

まさかあるまいと思うことに手を伸ばさないのが普通で、

手を伸ばしたからと言って

その多くの場合は「やっぱりね。」の結果となることの方が

遥かに多いとは思うのです。

 

最初、好奇心や幸運のおこぼれが有るかもと

手を伸ばしていた人も何度か痛手を被ったり

無駄足の経験をすると怪しげなものを目にしても

「どうせまた。」で

手を伸ばさなくなるのが普通かと思います。

 

目にした怪しげな箱に諦めずに手を伸ばし続けたとしても

その多くは宝物をゲットすることなく終わるのだと思うのですが、

奇跡や宝物は、ただ幸運に期待をして待ち続けるだけの人よりも

手を伸ばした人の前に現れる確率は高いようですね。

 

とは言うものの「私にも愛を!」とトイレの落書きを探して、

そこに書かれている電話番号にかけるよりも

路上でナンパした方がパートナーを得る確率は

遥かに高くなるのは言うまでもありません。

 

なので実現可能性の低いことに拘らずに

さっさと見切りをつけて可能性の高いことに取り組むのも

悪いはずがありません。

 

まあ大切なことは、どの道を選択したとしても

後悔や他人を羨まない事なのかも知れません。

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計


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