1968年 兵庫県・神戸市在住のある男性が
時価総額約100億円の遺産を残して死亡しました。
男性が残した遺産100億円の法定相続人が
不明であったことから自称縁者が26人も出現!
審議の結果、裁判所は全員に相続を認めませんでした。
最近は見かけなくなりましたが、
メディアが注目した事件や出来事があると
すかさず「私は◯◯の息子です。」の動画をアップして
自分のチャンネルの知名度を上げたり
動画の再生回数を稼ごうとする人達がいました。
複数の女性と多目的トイレを利用した不倫で
話題を集めた○○氏も彼らのターゲットになり、
すかさず「私は◯◯の息子です。」の動画が出現。
投稿される「私は◯◯の息子」動画は、
起きた事件や出来事によって
明らかにおふざけで笑える動画になったり
全くシャレにならなかったりと
投稿主の常識とセンスの有り無しが問われます。
神戸の資産家の息子と名乗り出た人は
動画を投稿する人達と違ってかなり本気モードの人達かな。
相続人不明で100億もの資産が国庫行きになる位ならと、
間違って上手くいけばと名乗り出たのでしょうけど、
抜け目がないと言うか、あざといと言うのか、
「私は◯◯の息子です。」と縁者を装い
100億の資産をかすめ取ろうとした26人。
彼らの行為は、詐欺行為と同じなんじゃないかと思えるので
自称縁者の26人が、裁判所から資格無しの裁定を受けただけで
お咎め無しだったのか罪に問われたのかを知りたい所です。
裁判所を欺き100億円もの遺産を
かすめ取ろうとする行為なんですから
お咎め無しだけで済んだのならば、
日本の司法と言うか裁判所の甘さにびっくりします。
何らかのお咎めがあったのなら
名乗り出た人達は、そのリスクを覚悟して
のるかそるかで挑戦したことになります。
その場合には犯罪行為には違いないと思うのですが、
彼らに対して犯罪者と言う印象よりも
ギャンブラー的な印象を持ってしまうんですよね。
でもこの勝負は、成功率は限りなく0に近いはずなので
何でわざわざそれにトライするかなあとも思いますが。
やらないで後悔するよりも
やって後悔の方がマシとか言いますが、
後悔するんだったら同じなんですよね。
後悔は、変えようの無い過去にしがみ付く行為で
反省は、同じ過ちを繰り返さずに未来を良くする行為。
なので後悔は、反省に移行しなければ毒でしかないかな。
さて最後の27人目に名乗りを上げたのが私の父で、
その後の審査で正当な法定相続人と
裁判所に認められて現在に至ります。
なんてオチがあれば面白いのですが、
そんなオチなんてありゃしないんです。