1998年 200人乗りの海面航空のボーイング機が
ハイジャックされたのですが
犯人は機内で武装警官によって取り押さえられ
乗客は全員無事でした。
この犯人なんですが、なんとまあ。
信じられないことに子連れの2組の夫婦だった。
ハイジャック犯は二組の夫婦だった!
ならまだ有り得そうですが子供連れって………。
子連れ狼は聞いたことが有りますが、
子連れハイジャックなんて聞いたことが有りません。
世界には色々な人がいるなあと
興味を持ち私のブログで取り上げている事件は
ネットで見つけたものではなくて
いい加減な記事を書けないはずの書籍で
掲載されている中から選ばせてもらっているので
本当にあった事件なんだと思いたいのですが、
俄かに信じがたい事件なんですよね。
飛行機が飛び立ってしばらくして
愛する子供が「怖いよお~降ろしてえ。」と泣き叫び、
パニックになった両親が乗員に頼み込みます。
「直ぐ近くの空港に着陸してくれ!」
「無理です。落ち着いてください。」
「直ぐに降ろせ!子供が泣き叫んどるやないけ。」
「無理です。お客様。」
「え~い。もうハイジャックじゃあ!」
ならまだ少し、ほんの少しだけ救いがあるような………。
子供が急病になり飛行機が目的地まで行く
時間的ゆとりが無い場合には、機長判断で
最寄の飛行場に緊急着陸をしてくれたりするはずですが、
泣き叫ぶではちょっと無理かな。
とにもかくにもハイジャック犯が子連れで
しかも二組の夫婦って前代未聞の出来事です。
子供を見れば、親がどんな人物なのかが分かる。
親を見れば、その子供がどんな人物なのかが分かる。
また
子供は親の背中を見て育つとも言われます。
例えば親がバラエティ番組を見て大笑いしながら
子供に勉強をしなさいと言っても説得力に欠けますし、
無意識での親への反発が勉強への反発に変わるかも知れません。
子供は親の言葉だけではなく
毎日の生活の中で意識することなく
様々なものを親から吸収していきます。
この両親の子供達が観ている世界は、
はたしてどのような世界なのだろうか。