私達は、気持ちが快である時には
身体には力がみなぎるものですし、
身体の感覚が心地よく感じられる時には、
気持ちも快を感じられる状態です。
つまり、
身体と精神は別々のものではなく
同一のものだと言えます。
心の問題が神経症圏と言われる状態である時、
恐れ、不安、心配、落ち込み、悲しみ、
罪悪感、孤独感、絶望感、失望感、喪失感、
不完全感、劣等感、欲求飢餓感(不満足感)等々、
精神の変調として現れる方と、
頭痛、めまい、吐き気、身体の不快感、
だるさ、痛み、しびれ、吐き気、窮屈感、閉塞感、
動悸、食欲の減退や増減、発熱、発汗、
免疫力の低下から起きる様々な疾患、
音が聞こえずらくなったり、
声が出ずらくなったり、等々
身体の変調として現れる方がいます。
このような違いが起きるのは、
その人が苦しみや辛さを、
精神で受け止め、処理した方が
自分を支えることが出来るのか、
それとも
身体で受け止め、処理する方が
自分を支えやすいのかの
無意識の判断の違いによるものです。
このようなことは、
その人が、自分の気持ちを相手に伝える時に、
ハッキリと言葉にして伝えるのか、
すねたり、むくれたりと
態度でそれを表すのかの違いにも
表れていたりします。
身体の変調が薬を飲んでも、
色々な治療を試してみても
あまり効果が現れないような場合には、
精神的な問題から起きている可能性を
考えてみても良いかもしれません。
さてですが、
神経症圏に至るような精神の状態である場合、
単に姿勢を変えたり、呼吸の仕方を変えたりしても
一時の効果はあっても
根本的な解決に繋がることは稀ではありますが、
そうではない場合には、
そこまでに至らないためにも、
また、そこに至ったとしても
そこに腰を下ろしてしまわないためにも、
姿勢、視線、呼吸などを意識して変えることは、
有効な手段の一つです。
それを奨励してくれているのが、
私の好きな曲、
私がカラオケで良く歌っていた曲です。
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計