自分を信じると言う事は、
単に、自分が望んでいることが起きるとか、
起こせると思い込むと言う事ではありません。
「私はそれを成功させることが出来る。」
「私の気持ちをあの人に受け入れてもらえる。」
「私には能力がある。」
と力任せに自分に言い聞かせたり、
思いこもうとすると
逆の気持ちに光を当てることになりかねません。
心がそのような反応をするのが普通で、
「おいおい、ちょっと待てよ。都合良すぎるぞ!」と、
注意を促してくれているのです。
これは催眠の場合でも
都合のよい暗示を提供したとしても
現実のその人とのギャップが大き過ぎると
効果が全く無かったり、有ったとしても
一時的なものになってしまうという同じです。
仮に、その人がそのような暗示や
自分に言い聞かせることで
効果が出てしまう様な人は、
成功する時は良いにしても、
逆に働くことも考えられるので
大きな痛手を被る危険性をはらんでいます。
人の心はそう単純には出来ていません。
その人が暴走をしないためのセキュリティー機能が
働くようになっているのです。
私達は、
今の自分が、今の自分よりも一歩でも
変わることが出来ることを知っています。
その知っていることを確認する。忘れないこと。
それが自分を信じることだと思うのです。
セラピーとなると、
そのようなことを暗示したり、
気付いてもらうことに重点を置くのではなく
もう一歩前のポイントについて取り組むことになるのですが。。。
とにかくです。
「自分を信じ続けよう!」
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計