心の扉 神戸カウンセリング花時計

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コツ

2013年11月02日 | 雑感・愚見



ボストン・レッドソックスが

ワールドシリーズ制覇しました。



そして、その大一番の試合を締めくくったのが

ボストンではお決まりのパターンの上原投手です。



喜びを弾けさせている上原選手を見ると

こっちまで嬉しくなります。



レンジャースの時に

ポストシーズンで3試合連続被弾した時には、

自信が砕け散り、

心がポキと折れた音がしたと思うのですが

そこで投げやりにならず、諦めず、

折れた気持ちを修復したのも凄いですが、

マイナスをプラスに変えるだけの何かを

拾い上げたことは

今シーズンの活躍から間違いない所です。



私が言うのも何なのですが

上原選手は、不思議な選手で

プロデビュー当時からフォークを投げていましたが、

ストレートは、スピードガン表示で140ちょい程度ですから、

球速だけをみると並みの選手です。



150キロ以上のストレートをバンバン投げても

10勝することが難しいプロの世界ですが、

蓋を開けてみれば、次々と三振を奪い

あれよあれよと20勝して

その後は、その勢いのまま

巨人と言うより日本プロ野球のエースとして活躍。



そして、全盛期も終わろうとしていると思われた時期に

活躍の場を大リーグへ。



大リーグ中継を観ていると、

いやらしいほどのスピードボールと

いやらしいほどグリッと曲がるボールを投げる投手が居並び、

そんな投手をカッキ―ンと打つ打者が

居並ぶ世界ですから、

どうにか2、3年やれれば上等かなと

心配したいたら、

変わらずの140キロのストレートとフォークで

これです。



凄いと言うか、不思議と言うか、魔法レベル。



ここまでやれると本気で分かっていた人が

プロ経験者に何人いたのだろうかと思うのです。



要因として、何種類かのフォークを投げるからとか

ストレートの切れが良いからとか、

抜群のコントロールだからとか

色々と言われてますが、

最大の要因は、何なのでしょう。



良く分かりませんが、

上原選手が他の投手と比べて

遥かに優れた能力を持っていると言うよりも

指先のちょっとした感覚であるとか、

ちょっとした身体感覚的イメージであるとか、

打者との駆け引きの妙であるとか、

ピッチングのちょっとしたコツを掴んでいるかどうかの

違いかもしれません。



仕事でも何でも、

ここに来て思うように実力が伸びないなんて時に

その原因を自分の知識の無さや能力の無さに求めて

それらを伸ばすことに躍起になることもあれなんですが、

ちょっとしたコツを掴むと

大化けする人が沢山いるような気がするのです。



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