首相秘書官の荒井勝善氏が2月の3日の夜、記者団に対して
LGBTQ等の性的マイノリティーや同性婚について
「見るのも嫌だ。」「隣に住んでいたら嫌だ。」
と発言したことで首相秘書官を更迭されました。
七福神は、色々な外国の神様が
一つの舟に乗って楽しく仲良くしている情景で
あれって世界の人々の理想形だと思うんですよね。
私は、性的マイノリティの人ということだけを
理由にして嫌悪感は感じないし、
かと言って特に応援をしたいと言うこともなくて
ユニークな存在と思っているだけなので
過去には気が合って一緒にお酒を飲みに行くような
仲になった人もいました。
首相秘書官の発言問題について私が思うに、
個人が性的マイノリティの方々に対して
嫌悪感を感じようが、応援しようが
何にも感じなくても全然良いと思いますし、
個人の好き嫌いの気持ちや考えを
自由に持つことが許されない方が危険だと思うのです。
が、が、わざわざ、記者会見の場で
言っちゃうのは如何なものかと。
仲間内の酒の席で話するのならまだしも
記者会見の場で、
議員、ましてや首相秘書官と言う立場の人が
個人的意見と言おうが何と言おうが
公の立場が消えることが無いので
わざわざ記者団の前で言うのは、
もうアウトと言うしかないです。
私でもそう思う位なのに
記者団ってのは、魚の目鷹の眼で
攻撃する材料を探している人達ってことを
重々知っているはずの人が、何で言っちゃったのかなと。
ちょっと調べてみたらオフレコの文字があり、
そして、荒井秘書官が率先して発現したのではなくて
記者団から話を向けられたようですね。
日頃から心の中にあった考えや想いが
記者団から話をふられ、オフレコとの約束を入れたことで
見事に記者団の思惑に嵌った感じかな。
何であれどうであれ首相秘書官が
こんなに口が軽いようなら国家の機密情報も
上手く言われてポロっと洩らしそうな可能性もあるので
更迭となるのは正解なように思われます。
昭和の時代の記者と政治家の間には
オフレコと言ったら外に出さないとの
信頼関係があったようですが、
最近の記者には、これまでオフレコとの約束が
何度も当たり前のように破られて
記事になってきたことも知っているはずなんですがねえ。
心の中に留め置いていた気持ちって
少し刺激が入ると語ってしまいがちなので
その時の相手が悪気を持っていた場合には、
ポロっと発言したことを親の仇を取ってかのように
触れ回る人がいたりするようなので
私達の日常生活においても信頼出来る人以外とは、
発言に注意を払っておく方が無難なようです。