２００３年 中国でＳＡＲＳによる休校措置を終えて
再開するはずの学校が無くなっていました。
私立の為、休校中に経営困難に陥り
関係者が「夜逃げ」して校長も行方不明。
教室の机も椅子も綺麗に消えていました。
日本でも経営難に陥った私立学校が廃校したことが
あったと記憶しているのですが、
さすがに責任者が夜逃げってのはどうなのかな？
記憶に無いので夜逃げは無いと思いたいですね。
出生率の低下によって今後の日本では
受験生の数が確実に少なくなるはずなので
遠くない未来に経営難で廃校になる私立学校が
ポロポロと出て来たとしても不思議ではありません。
廃校を防ぐためには日本人の生徒数減少の穴を
留学生で埋め続けることが出来るかどうか
それしかないんでしょうか。
夜逃げの理由は、
借金の厳しい取り立て・ストーカー・家庭内暴力等、
身の危険や精神的苦痛から
逃れるために行われることが多く
夜逃げをする側からすると
緊急避難的な意味合いがあります。
転居先の住所を探し出されないために
住民票を移すことは事実上ありませんが、
それによってさまざまなデメリットが発生しますし、
根本的に問題が解決する訳でもないので
緊急避難と同時に弁護士などに相談をして
根本の問題解決に取り組むことが求められます。
夜逃げする行動力がある人ならまだ良いのですが、
現状や将来を悲観し絶望し、自分を責めて恥じて、
精神を病んでしまったり、最悪の選択をする人もいるので
それだけは何としても避けなければなりません。
自分の欲望を抑えきれなかったり、
ギャンブルが原因であったとしても
自分を最悪の選択で罰するような考えに
いたらないようにして欲しいものです。
色々なものや人を失うことになるかと思いますが、
それでも足元にスタートラインは、
何時でも何度でも引こうと思えば
引くことが出来ることを忘れてはいけません。
迷惑をかけた人達に申し訳ないと思う気持ちがあるなら
生活を立て直してから自分が出来る範囲で
賠償を行うことも出来ると思うのです。
