心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

恐がらせているもの

2012年05月13日 | 雑感・愚見



北関東で竜巻が発生し大きな被害がでました。

竜巻大国アメリカの巨大竜巻と比べると

この度の竜巻の規模は、まだ小さいと思うのですが、

それでも車をひっくり返し、窓を割り、屋根をはがし、

家の土台ごとひっくり返すとは衝撃です。



私の今までの人生でも、

つむじ風でテントが吹き飛んだなんて話は聞きましたが、

日本で竜巻で甚大なる被害が出たと言うニュースの記憶がないのですが、

昔から世の中の恐いものの代表として

「地震、雷、火事、おやじ」と言われてきましたが、

この中にも竜巻が入ってはいませんので、

日本で大きな被害が出るような竜巻が発生することは、

稀だったはずなのですが。。。



しかし、最近の天候を見ても昔では無かったようなことが

記憶が薄れる前に、再び同じことが起きているので、

やっぱ、異常気象?



異常気象なのだとすると、

温暖化が原因であるとか氷河期に向かっている事が原因であるとか、

全く逆の意見があり、はたしてどちらなのか本当のところは全く分かりません。

以前に温暖化をテーマにした映画「ディ・アフター・ツゥマロー」では、

巨大竜巻が頻繁に発生する様子が描かれていたので、

やはり、地球は温暖化に向かっているのかもしれません。



さてですが、

地震、雷、火事、おやじに竜巻を加えて、

これらがいくら恐いものであったとしても、

「もし、起きたら。」「また起きたら。」と

始終自分の気持ちを向けていたからといって、

それを防ぐことに役立つはずもなく、

ただ自分を怖がらせるために役立つだけです。



ですから、もし起きたらこうしようと決めたら、

後は、「なんくるないさあー。」でいくしかありません。

いつ起きるか分からないと分かっているものを見つめ続けるのは、

自分を不安にさせる闇の中を見続けるようなものです。



前に進んでいると、

いつの間にか先を見通せないような窮地に陥ることもあるでしょうし、

先を見通せない中で、それでも前に進むしかない時もあるでしょう。

そんな時に、闇ばかりに気持ちを奪われて不安や恐怖を大きくしてしまい、

「うわ―堪らない。」何て目を閉じてしまうと

ますます自分が闇に包まれて良からぬ想像にまみれてしまう。



そんな時こそ、闇は闇として置いておいて、

自分の足元や周りに目をやると、

ロウソクの明かり程度、いやマメ球の明かり程度であるかもしれませんが、

そこには必ず光があるはずです。



闇そのものを自分が自由に出来ないとしても、

闇を見続けることを止めることは出来ます。

闇を見続けて進み自分を不安にさせたり、恐くさせるのもよし、

光に目を向けて「なんくるないさ―。」で進むのもよし、

それは、自分が自由に選ぶことが出来るのです。


催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。