2003年 ベトナムで長年連れ添った妻に先立たれた男性が
妻の墓の横に大穴を掘り数か月間墓地で暮らした後に
妻の遺骨を自宅に持ち帰り亡き妻に似せた人形の中に入れて
毎晩添い寝をしていました。
警察が、遺骨を墓に戻すように求めましたが、
男性は、断固拒否しました。
自分の妻の墓の横に勝手に大穴を掘ることは
法律的に問題になってもおかしくないと思いますが
自分の妻の遺骨を持ち帰って云々は、
法律的に問題になるのだろうか?
国によって法律に違いはあるとは思いますが
日本でも駄目なのでしょうかね?
私の感覚では何の問題も無いように思うのですが、
妻側の親族らの訴えかも知れませんね。
大好きだった妻と離れたくない気持ちとか、
身近に感じていたい気持ちは理解できますが
自宅で過ごそうがどこで過ごそうが腹が減るのは同じで
数か月間分の食費の蓄え位は有ったのか、
それとも毎日大穴から仕事場に通っていたのか。
愛する妻を亡くしたことで心に大きな穴が開いて
全てのことの意味を見失って何もする気にもなれず、
鬱的精神状態に陥っていて閉じこもる場所を
大穴から自宅に替えただけならちょっと心配にもなりますね。
亡き妻に似た人形に
自分の寂しさや辛さを受け止めてもらうことで
後は時薬の効果で寂しさや悲しさや怒りから緩やかに脱却し、
胸に残るは妻への愛情や一緒に過ごした温もりだけ、
そして、立ち直ってくれたと信じたい。
少し愛して、永~く愛して